まだ子供が産まれる前、アフリカの大地を体験したパパは「子供が出来たら、その子が思春期を迎える直前に、絶対このアフリカの地に連れてきて、サバンナを体感させたい。」と固く決意。。。したものの、みいちゃんが8歳の時にはるっち誕生。さすがに赤ちゃんを連れて行くにはちょっと遠いよね、なんて言ってる間にあっという間にみいちゃんは10歳。もう思春期目前、待ったなしの状況に。しかもみいちゃんは2歳になる前から既に乗り物酔いが始まるほどの乗り物劇弱体質でとてもとても遠くアフリカに連れて行くなんて💦しかもサファリは全部車か船だから、もしも頑張って行ったとしてもず〜〜っと緊張の日々で楽しむなんて到底無理!!という状態だったのだけど、成長のおかげかみいちゃんの乗り物酔いは酔い止めでコントロール可能な状態になって来た。当初は、まだほぼ赤ちゃんの2歳児を連れてのアフリカ旅行は大変かな、どうせ記憶にも残らないしね、とパパとみいちゃんだけで行く案もあったんだけど、当のみいちゃんが「はるっちが行けないような危険な場所には行きたくない」と。というわけでついに重い腰を上げて「家族全員で行くアフリカ旅行」を企画することに。
アフリカでサファリをするような所までは公共の交通機関もないし、自分で全部アレンジが必須。そこで。。前回お世話になったアクティブツアーの担当者Kさんに10年以上ぶりに連絡してみると、快く助けてくれることに。
さて、アフリカといっても広い。今回はサバンナでサファリが目的かつアフリカ初心者(パパ、ママは2回目、子供たちは初)なので東のケニア、タンザニア、または南の南アフリカ、ボツワナを候補に検討を重ねる。パパ、ママが前回訪れたのが南だったため当初は東を第一候補にKさんにプランを練ってもらうも、隣国ソマリアで頻発していたテロがケニアの首都ナイロビあたりでも起こることがありどうしてもテロの恐怖が払拭できなかったことと、現地での小型飛行機や車での移動がものすごく長いのは大変だなってことで、あっさり南を目指すことに変更。南側、特にボツワナはサファリで有名なチョベ国立公園から車で15分くらいのところに空港がある上、隣国ジンバブエとザンビアの間には世界3大滝として有名なビクトリア滝もある!!最終的に、今回の目的はサファリに絞ることにして治安に不安を感じる南アフリカには寄らないこととし、ボツワナ、ジンバブエ、ザンビアの3カ国に2015年7月18日〜24日までの4泊6日で行って来ました。ちなみに前回はジンバブエ、ボツワナ、南アフリカでした。
1日目
今日のフライトは夕方。自宅を出るのはゆったり午後2時半過ぎ、だったのだけどなんと出る直前からはるっちお昼寝開始。仕方なく今回の旅行用に買った安物バギーに乗せて出発!!(旅行中唯一バギーが活躍した。正直不要だった🥲)
成田空港のANAのカウンターでチェックインの時にはやっぱり最終目的地のカサネは珍しいようで、帰りの航空券も予約済みだったのに「転勤ですか〜?」だって。今回は成田から香港経由でまずは南アフリカ共和国のヨハネスブルクに行き、さらにそこからボツワナのカサネに行くのです。ここで散々確認されたのは「南アフリカ共和国は飛行機を乗り換えるだけで入国しない」ということ。というのも南アフリカ共和国に子連れで入国する場合には親子関係を証明する書類(戸籍抄本英語版)が必要なのです。これ、結構厳密らしくその後ターミナルで呼び出しを掛けられ搭乗口でも再度確認されたほど。
さて18:40発のNH911便でまず香港へ。トランジットはわずか1時間。23:50発のSA287便でヨハネスブルクに向けてすぐ出発。印象的だったのは座席に向かって通過したビジネスクラスはほぼ全員黒人の方だったこと。飛行機が夜便だったので、食事が終わると消灯され、就寝時間となるも。。。エコノミークラス最前部には0歳、1歳の年子と思われる子連れのご家族がいて、金髪で可愛いこの赤ちゃん達をパパとママが交代で抱っこしていたんだけど。。。どちらの赤ちゃんもママが希望のようでパパが当たった場合には泣き続ける。もう、それはそれはすごい体力と根性のようで消灯時間の間中必ずどちらかが泣いている状態が続く。ただただパパが気の毒。かなりの大泣きだったけど、誰がどう見たってパパの努力は半端ない。我が国でそんなことが起きたら本当に身の置き場がない感じになっちゃうところだけど、機内に日本人はたったの数組、文句を言っている人がいないというか皆そんなことは気にせずといった感じでした。みいちゃんとはるっちもぐっすり。
2日目〜4日目
約13時間のフライトを経て翌朝7:15にヨハネスブルク到着。空港はとても近代的。ここで朝ごはんを食べる。通路でドローンの実演販売の様なことが行われていてはるっちが魅了されてた。
さらに11:50発4Z306便でようやくカサネに着いたのは13:35。はるっちはまたまた機内で眠り込んでいたのでパパ抱っこで降機。入国審査もなんだか鉄道の改札みたいな感じであっさり終了。荷物を受け取ったら空港の外で迎えを待つ。意外と待つ。ちゃんと手配されてるのか心配になった頃お迎えのワゴン車が来た。
空港からMowana Safari Resort & Spaまではたったの20分ほど、しかもそこからは今回の旅の目的、サファリの舞台チョベ国立公園なんてもうすぐそこ。
ホテルに着いてまずはママの両親と再会だ!!そう実は今回の旅、ママの両親と一部合流するのです!!というのも会う度に旅の計画の進み具合を聞いていた両親が私達もアフリカ行きたくなっちゃった〜と。アクティブツアーのKさんにお願いして私達とボツワナで合流するべく、逆行程で旅できるよう手配をしてもらったのでした。つまり彼らはすでにビクトリアの滝を堪能した後で、アフリカ時間にもちょっと馴染んだ状態で、私達に会った時にはホテルのレストランで軽食中。。。長旅の上、初めての雰囲気に緊張していたものの、懐かしい人達がくつろいでいる様子に安心したのか、早速じいじ、ばあばの軽食をつまみリラックスするみいちゃんとはるっち。彼らがこれからすぐ始まるボートサファリに行くというので来たばかりだというのに早速参加を即決した私達。10分後には乗船という勢いでした。ここでは毎日2回、朝6:00からのモーニングサファリと午後3:00からのアフタヌーンサファリに参加できるシステムなのですが、午後はドライブかボートの選択制。それぞれは3時間ほどで、動物たちの活動時間に合わせて朝は夜明け、午後は日没の時間帯にかかるようになってる。早速参加したのは午後3:00からのボートサファリ。昔パパとママが行った時には筏のような船だったように記憶しているのだけど、今回乗った船はものすごく大きく立派な船で乗船人数もかなり大勢だった。船には屋根はあるものの壁はなく、視界は360度開けている。そんな船でチョベ川をゆっくりと進んでいく。川岸の草地にはものすごい数のゾウ!!
そうかと思えば別の場所にはバッファローの大群!!バッファローの顔はベートーベンに似ていると盛り上がる。
また別の場所ではキリンが戯れている!川の中にはカバ!
そして川岸の動物たちに見入って油断しているとボートのすぐ近くの茂みにワニが!
湿度は微かに感じる程度で、日が落ちるまでは半袖で十分心地良く、とにかく雄大な景色を堪能。夕日が沈んでいく様子もなかなか素敵。日が落ちたら程なくボートサファリは終了となるので、ライトフリースを羽織るくらいで十分でした。
翌日から出発する日まで同じスケジュールで朝はゲームドライブ、昼食後ホテルのプールで遊んだ後ちょっと昼寝をしたら午後のサファリへ。結局翌日以降の午後はゲームドライブとボートサファリ1回ずつでした。ママの両親は私達より1日早く出発したので一緒に楽しめたのは朝のゲームドライブ2回、プール遊び1回、午後のゲームドライブとボートサファリ(初日)1回ずつでした。
さて、朝のゲームドライブは午前6:00ホテル出発なのですが、この時間帯まだまだ夜明け前で暗いだけでなく物凄く寒い。ロビーに集合する私たちはTシャツ→長袖シャツ→ライトフリース→ブルゾン(子供達はキルティングジャケット)+ボトムスにはパンツの下にスキーのアンダーウエアを着用で重装備。
ジープは屋根はあるけど壁はないボートと同じ様な仕様で車とは言っても外気をそのまま受ける。ジープに乗り込むとブランケットの貸し出しがあり、それを膝に掛けて寒さを凌ぐ。ホテルを出発してほんの10分ほどでチョベ国立公園に到着。とは言ってもジープは特に入口で止まることなく普通に進んでいく。この頃にはもうちょっと夜が開け始め薄明るい状態。公園内に入るとガイドさんが出てくる動物についての解説を始める。と言っても名前を教えてくれるだけだけど。葉のない木にとまる猛禽類と思われる鳥の大群、草のない地面を歩いているホロホロ鳥、結構活発に動いているインパラ、ガゼル、クドゥなどの群れ、ゾウ、キリン、カバ、ワニなどの動物は特に探すことなく普通にドライブしているだけであちこちにいる感じ。
ゲームドライブは、決められたルートを運行している(と思われる)ボートとは違って動物のいそうな場所を求めてドライブして行くのだけど、やっぱりみんなが見たいって期待しているのはライオンとヒョウのようで、ガイドさんが「お、この足跡はレオパードだ」って言ってちょっと追跡してみたり、ライオンは同じ場所に長く滞在するから各車のドライバーさん同士で連絡を取り合ってたくさんの車が一斉に同じ地点を目指してライオン探しをしているなんてことも。。。
結局私たちは滞在中に2回ライオンに遭遇。ヒョウは足跡だけだった。。。実は前回もライオンには会えたけどヒョウには会えずだったのでヒョウは難易度高いのかも。サファリの途中で一回開けた場所でお茶休憩あり。ガイドさんが暖かい紅茶を振る舞ってくれます。その開けたあたりにはバブーンやイボイノシシがいっぱい。バブーンは日本猿とはだいぶ違う風貌だけどやっぱり親猿が小猿をおんぶしていたりして可愛い。
この休憩時にはジープを降りることができるのでアフリカのサバンナを満喫できる。ある時いきなり2歳児はるっちが駆け出した時にはちょっと皆ドキッとしたけれど。
はるっちのようなまだ訳がわかっていない、言葉もあまり理解しない子供は果たしてサファリに参加できるのか、と思っていたけれど、「大泣きとか、大暴れしない限り特に問題ない」とガイドさんも意に介さない様子。はるっちは自由に寝たり起きたりしながら意外に機嫌よく参加。ガイドさんははるっちが寝起きに若干ぐずった時でさえ「あ、ベイビーが起きたね」と言うようなポジティブな反応だった。ある時には象の大群を見たはるっちが「クマしゃん」と一言。それを聞きつけた陽気なガイドクリスさんは「お、日本語では象のことそういう風に言うんだね」だって。私たちは慌てて「くまって言ってる」と。出発前は、もしはるっちが無理そうだったらパパ、ママどちらかとホテルでお留守番してればいいね、なんて言っていたけれど結局全部参加。1日の中での気温の振れ幅は物凄く大きいし、若干気管支の弱いはるっちは大丈夫だろうかと思っていたけれど、空気がこの上なく良いせいか咳が出ることもなし。また、みいちゃんの乗り物酔いに関しては、全てがオープン仕様だったこともありサファリに酔い止めは不要でした。
午前9:00過ぎにサファリが終了してホテルに帰る頃にはブランケットもブルゾン、フリースも不要になるくらいに気温は上昇。午後のサファリの場合には、初日のボートサファリ同様15:00頃半袖で出発して18:00頃フリースを羽織るくらいで戻る感じでした。ちなみに、午後のプール遊びは水温が低いのと湿度が低いせいで実は寒さに震えながらでした笑。
ここでは公共の交通手段もないため私達はサファリの時間帯以外は主に敷地内のプールかお庭、またはちょっとお昼寝するためにお部屋で過ごしていました。なので現地の方との触れ合いはサファリのガイドさんかホテルの従業員さんに限定されてしまいましたが皆さんとてもフレンドリーで子供にも優しかったです。現地で日本人の方と一緒になったのはボートサファリでの1回だけで、高校生くらいの女の子のいるご家族でした。基本的には欧米の方が多い印象で意外にお年を召された方も多かった気がします。はるっちより年下。。。というと韓国人の赤ちゃんに会ったくらいかな。でも、基本的にホテルはすごく綺麗だし設備もサービスも日本の基準に照らしても高レベルなので、ここまでの移動さえ乗り切れば子連れ滞在、満喫できます!サファリに合わせて生活するので忙しすぎるためか時差ぼけを感じることもなく大人も楽でした。6時に集合するため5時過ぎには起きなきゃいけないけど、サファリ終了後に昼寝をしたり夜早寝をしたりできるのでそれほど苦痛ではなかったし、寝坊は一度もなかった!!そういえば、1度お庭で落ちていた木の枝で遊んでいた時にみいちゃんの手のひらに極々小さい小枝が刺さっちゃった。でもまぁ大したことないだろうと思ったみいちゃんはそれをそのまま1日放置。。。ママに見せてくれた時にはすっかり小枝の周りが膿んでた💦幸い持参していたアクアチム軟膏のおかげで大事には至らなかったけどちょっとしたことにも油断は禁物!と思った出来事でした。
食事は朝、昼、夜、全てレストランでビュッフェ形式でした。基本は西洋料理でちょっとだけ現地の食事もあるという感じ。一応昆虫の幼虫とかも試してみたけれど。。。一緒に和えてあったほうれん草?の味しかしなかった😂うーん、無理に食べなくても。。。という感じかな。
5日目
今日はボツワナを出発する日。朝は今日もゲームサファリ。このちょっと乾燥してるんだけど微かに湿ったような空気、なんだかちょっと懐かしいような微かな匂いがするサバンナも最後だ。サファリ終了後朝食を食べたら準備をして10:30にサファリに行くのと同じジープに乗って出発。乗客は私達家族だけで、道はとてもよく整備されている上に、壁のないジープには風がたくさん吹き込むのでとても心地よかった☀️!30分程でジンバブエとの国境に到着。イミグレーションに向かう。イミグレーションはとにかく時間がかかるからジープを降りたらすぐに並ぶようにと言われていたけど本当に長蛇の列。しかも進む速度はとてもゆっくり。無事通過するのに45分も掛かった。ここの職員の人はとてもフレンドリーで、みいちゃんはパスポートを見せているときに「オジョウチャンカワイイネ〜!オレ(職員さん本人のこと)カッコイイネ〜!」と日本語で言われたらしい🤣とてもいい人だった!でも並んだせいでだいぶ予定より押しちゃった。すぐにマイクロバスに乗り換えてジンバブエ国境からビクトリアフォールズのホテルThe Kingdom at Victoria Fallsに向かう。ここは実は前回のアフリカ旅行でパパとママが滞在したホテル。滝から近いというのが売り。12時半にホテルに着いたけど、それは既にビクトリアの滝に向かうために手配してもらっているバスの出発時間。大急ぎでチェックインしお部屋に荷物を運んだらすぐに出発。これで予定表にあったランチが飛んだ💦13:25にホテルを出発したらもう10分後には滝に到着。
滝を間近で見るには滝周辺に整備されている有料の自然公園に入場しなくては。入場料を払ってゲートの中へ。
滝に沿って遊歩道が整備されているのでそこをガイドさんも一緒に歩く。道は舗装されているし一応柵もあるにはあるけどどう考えても寄り掛かったらダメでしょという箇所もあるし、柵がないところも。また、滝の飛沫で濡れているところも多く滑って転んで柵をすり抜けちゃうなんてこともあるかも、とちょっと怖い。ガイドさんは私たちの後ろをついて歩いてくる感じで基本的に私たちのペースで見て回ってオッケーだった。彼は時間の遅れをとても気にしていた。多分決められた時間にザンビア側のガイドさんに私たちを引き渡さなければいけないからだったと思うんだけど。。。とても無口で私たちをやたらに急かしたりする事はなかったので、それをいいことにって訳でもないけど、本当に大迫力の滝を堪能。訪れた7月というのは増水期と渇水期の間くらいらしいのだけど水量は結構あったんじゃないかな?虹が出ているところなんてみいちゃん各種ポーズで写真撮影会までしたりして。。。木々の間を歩く感じがいいのか飛沫がいいのか滝の音がいいのかなんだかよくわからないけど、はるっちは「抱っこ〜」になるのでは、という予想に反して張り切ってよく歩く。これには本当にびっくり。しかも家族の一体感が感じられたのかなぜか「みんないっしょ〜」なんて叫んでる。どちらかというと言葉が遅い子で、サファリでもゾウをクマと間違っちゃうレベルの子から出てきた言葉にパパ、ママ、みいちゃんもびっくり。
2時間後ジンバブエ側の滝見学を終え、ガイドさんもホッとしたようだったけど、最後に売店で飲み物と食べ物をちょこっと買わせてもらう。さすがにランチ抜きで3時半ってかなり腹ペコだったんで。お迎えのマイクロバスに乗り込み国境の橋ビクトリアフォールズ橋を渡ってザンビアへ向かう間に買ったパンを食べ空腹を満たす私達。
今度はザンビア側の自然公園に入場。ザンビア側を案内してくれたガイドさんはとても陽気な感じ。ザンビア側では滝の上流部分に行くことができる。ガイドさんに案内され本当にザンベジ川の水にちょっと触ってみるみいちゃんとママ。視線の先には渇水期には入ることができるというデビルズプール(Devil’s Pool)。あんなところに行くなんて恐ろしい。でもその後滝の周辺を歩いていると滝の上部分にいる人が見えた。結構恐れ知らずの人っているんだな。飛沫を浴びながらもザンビア側も変わらずよく歩くはるっち。
約1時間後午後5時にザンビア側の滝見学を終えホテルに戻る。実は前回の南部アフリカ訪問ではザンビア側を訪れなかったパパとママ。一般的には滝のメインの部分はジンバブエ側からしか見えないし、街もザンビア側のリビングストンよりもジンバブエ側のビクトリアフォールズの方が発展しているということで、もしどちらかだけ行くならジンバブエ側と言われている様だけど、今回ザンビア側に来てみて、なんかこっちの方が自然を満喫できたかもと思ったりして。。2歳児の足で合計3時間なので、1日で両方見学できるからやっぱり両方行くのがお勧めです。ホテルに戻ったらそのまま部屋には行かずビクトリアフォールズの街を散策。ちょっとガソリンスタンドの一角にあるショップや、お土産屋さんでお買い物。ここは観光客がいっぱいいる街のせいか観光客相手の物売りがいたりする一方で、イボイノシシが歩いていたりする様な街。お土産物価は意外と高めでした。
夜はThe BOMAという民族のショーが見られるレストランへ。これ、出発前から予定に組み込まれていたもの。夜7:30にお迎えが来てくれてミニバスで向かう。入り口で民族衣装の布をかけられ、顔に何か塗料を塗られる。結構観光客でいっぱい。まずは食事タイムがありそれから各席にアフリカの太鼓が配られ、ショーが始まる。ショーに合わせて一般の人々も太鼓でリズムを刻む趣向。本日、滝見学に全てのエネルギーを使ったはるっちはホテルを出る前から爆睡で、最初から最後まで一度も起きず。。。レストランの方が椅子とブランケットで即席簡易ベッドを作ってくれた。同じく、もう10歳のみいちゃんもエネルギー切れだったようでレストラン入店から太鼓の登場まで一言も口を聞かず、食事も取らずほぼ固まっていたのでママもパパも心配していたのだけど。。。太鼓を渡されるとなぜか急にテンションが上がったのかその後は最後までノリノリでショーに参加。あーよかった。楽しそうで何よりでした。
このショーは9:00頃まで続き、終了後はすぐにホテルへ。
ところが。。。ここで重大なミス。なんと、はるっちの小さいリュックをレストランに忘れて来た!!しかもこれ自発的に気付いたのではなくお店からホテルへの電話で気付くという。。。移動手段のないこの場所でどうしよう、と思ったけれど翌日朝取りに来てもいいと言ってくれたのでホテルでタクシーを手配してもらい帰国に向けての出発前にパパが取りに行くことに。
6日目
朝9:00ごろ朝食を済ますとパパは早速昨日の忘れ物を取りにThe BOMAへ。その間に残りの3人はゆっくりホテルを散策してから荷物をまとめてチェックアウトをしてロビーのソファでパパを待つ。昨日爆睡したおかげかみいちゃんもはるっちも元気いっぱい。ホテルのロビーでものびのび楽しそう。パパの帰還は出発時間ギリギリだったけどなんとか間に合い10:45ホテルを出発。30分ほどで空港到着。ビクトリアフォールズ空港はカサネと比べると近代的な印象だけどとても小さい。
売店で買ったものをベンチで食べてランチとする。お土産屋さんでちょっとお土産を買い足す。13:05発SA041便でヨハネスブルクへ。ここからは来た時の逆で16:40発SA286便で12時間で香港へ。このフライトが鬼門だった。思えば来るときは「機内はものすごく寒かった」との先に同じ道を行った両親からのLINEメッセージを受けしっかりフリースをスタンバイしていたのだけど、帰りは完全に油断したママ。手元に上着がない状態なのに膝枕ではるっち爆睡。身動きが取れず当然上着を取り出すことができない。長時間寒さに耐え続けた結果香港に着いた頃には動く元気が湧かず。せっかくお店がすぐ近くの搭乗口が当たったにも関わらず3時間のトランジットの間中ただただ椅子に座り続けるママ。その後、15:25発NH910便で成田空港へ向かい、20:15成田空港到着。なんとか自宅に着いて検温すると。。。熱が出てた。。。
行く前はちょっと怖気付いていたけれど、行ってみたら本当に全身で自然を満喫。あの匂いとか空気の感じとかを家族みんなで体験できて本当によかった。次ははるっち思春期直前だ!!ってことで8年後にリターンズなるか。。。😏(8年後の記事)