この夏の九州旅行（参照：歳の差姉弟旅国内編第9弾 大分、福岡からの釜山）、せっかく福岡まで行くならそこからものすごく近いらしい釜山にぜひ足を延ばしたい。。。ということで福岡発着で釜山旅行に行くことに。さて、福岡から釜山に行くとなると、飛行機以外に船という選択肢も！！福岡、博多港からJR高速船ビートルで釜山までは3時間。家族でフェリーなんて乗ったことないし、ちょっと魅力的だな、と思ったものの、やっぱり心配なのは船酔い。たったの3時間とはいえもしも往路で酔ってしまったら現地では帰りの心配ばかりしてしまいそうだし、片道だけって手はないのかな、と調べてみると船も飛行機も往復割引があるため片道だけだとかなり割高になることがわかり断念。今回は往復飛行機を取りました。
1日目
11:05福岡発KE784便で釜山へ。1時間弱のフライトで釜山金海国際空港に到着後は空港直結のライトレールで沙上（사상 ササン）駅まで行き、そこから地下鉄2号線でホテルのある西面（서면 ソミョン）駅を目指す。ライトレール空港駅も地下鉄も駅は天井までホームドアがあってとてもきれい。車内で目を引いたのは顔にパックシートを付けたままの女性。さすが美容大国。一人だけでなく何人も見かけたし、誰一人として恥じらう様子もなく堂々としていたので、これはアリな姿のようでした。最初は最新式のシミ隠しファンデーションシートかと。。。でも明らかになんか貼ってるのが見える。まさか聞いてみるわけにもいかず結局何だかわからなかった。空港から市内がとても近いので着陸からわずか1時間半後には西面駅前にあるプサンロッテホテル(Lotte Hotel Busan)に到着。地上に出てびっくりしたのは、釜山ってものすごーく暑い！！東京の夏の暑さをよく知っている私達でもびっくり！！とろけそう！！チェックイン時間には早かったので荷物だけ預かってもらって近くのカフェで一息ついてからホテルに隣接するロッテ百貨店釜山本店（롯데백화점 부산본점 ロッテペッカジョンプサンポンジョン）デパ地下を視察。チェックイン後は早速地下鉄1号線で南浦（남포 ナンポ）駅へ。この辺り、南浦洞（남포동 ナンポドン）周辺は釜山観光の定番スポットともいうべき釜山タワー（부산타워 プサンタウォ）、国際市場（국제시장 ククチェシジャン）、チャガルチ市場(자갈치시장 チャガルチシジャン)などがある。私たちももちろんそれらのスポットを目指す。まずは龍頭山公園（용두산공원 ヨンドゥサンコンウォン）にある釜山タワーへ。南浦駅からは高台に登っていく。途中屋根付きの屋外エスカレータを利用。はるっちも楽しそう。ここはいわゆる公園というよりは広場といった感じでお堂のような建物もある広々とした空間でその時は夕方だったせいか閑散としていてなんだか鄙びた雰囲気。その一角にある釜山タワーは2017年7月にリニューアルされたばかりというのもあるのかな？対照的にとても近代的。もちろん展望台に上がり、上からの景色を堪能する。
今度は西側の階段を降りちょっとしたショッピング街へ。ここは小さめのお洋服屋さんなどが並んでいてちょっとヨーロッパの街角のよう。パリとかバルセロナの裏路地風。国際市場、チャガルチ市場、釜山タワーなどザ・韓国！に囲まれたところだけにびっくり。ちょっとお買い物をした後はこの日の本命チャガルチ市場へ。ここは海鮮市場。パパは張り切ってはるっちにお魚を紹介しまくる。。。本日の夕食はここで海産物をいただくことに。なんと！韓流ドラマなどでもちょっとゲテモノ扱いのような気もしないでもない名物サンナッチ（산낙지）、つまりタコの踊り食いに挑戦！！みいちゃん、はるっちは完全に無理ぃ～って感じだったけど、ママは頑張ってちょっと小さめのを。。パパはがっつりと。これ、やってみたかったんだって！！吸盤吸い付く～！！
チャガルチ市場は地下鉄1号線チャガルチ市場駅を出たところにあるので帰りも楽々。乗り換えなしでホテルのある西面駅まで約20分。ホテルについたら早速屋上のプールへ！プールは夜10時まで入ることが出来、昼間と違って暑すぎず、ものすごく快適。しかもホテルからビール券が提供されていて夜9時以降はただで1杯飲める。楽しそうにプールでプカプカ浮く3人を尻目にママはビール片手にプールサイドで一息。ただ一つの注意点は、ここのプールでは帽子が必須。プールサイドで買えるけど。基本皆プール用の帽子だけど、キャップでも大丈夫。韓国人の若い女性たちのグループや小さい子供がいる家族がたくさんいました。
2日目
朝食は9時半ごろホテルの裏側にあるいかにもな裏路地の食堂済州家（ 제주가 チェジュガ）で。
一度ホテルに戻って支度を済ませたら、今日は釜山で絶対に外せないビーチエリア海雲台（해운대 ヘウンデ）へ。西面駅から地下鉄2号線で約30分で海雲台駅に着くところまではとても簡単だったんだけど。。。ここからビーチまでは徒歩１０分以上ある！！しかも着いた時間はもうすぐお昼という暑〜い時間帯。陽射しを遮るものがなくてものすごく暑い中大通りをひたすら歩いていく。この時点で私たちのビーチへの期待度は都会に近い海だし、まぁ湘南海岸のような感じかな、というものだったのでこの大通りの比較対象はまことに勝手ながら自然と鵠沼辺り。それに比べると。。いや、比べなくても都会的。道もずっと広くて歩道も整備されているし、お店もずらっと続いている。とにかくまっすぐ行く。
なんとか歩ききって海に出た。。。ところで水族館発見！全員入館に一票。とにかく暑くて冷房の効いた室内に入る必要があったし、ランチタイムではあったものの朝遅目にがっつり食べたためまだランチには。。ということで。シーライフプサンアクアリウム（씨라이프 부산 아쿠아리움）はかなり大規模かつ近代的な水族館。当たり前だけど入った瞬間から涼しい。大型魚の泳ぐ大水槽の下をくぐるガラスのトンネルも素敵だったけど、様々なポップな展示や人の動きに合わせてスクリーンのペンギンが動くような参加型の仕掛けがあったり、インスタ映えスポット多数でかなり盛沢山。最後のショップもかわいいものがいっぱい。しかも、入口でチケットを提示したら何かに当たったようで大きな大きなビーズクッションのラッコのぬいぐるみのギフトが。
1時間以上の滞在を経て大急ぎでランチへ。海沿いの通りでたまたま見付けた韓国ドラマでもよく見かけるチェーンのお店HOLLYS COFFEEにてさっと。やっとお待ちかねのビーチ！！まずはビーチにあるテントのようなところで受付。ずらっと並んだビーチパラソルの1つを確保。このビーチパラソル、間隔が近い。本当に前後、左右のパラソル（とその下に敷かれたレジャーシート）までの距離は50cmもないんじゃないかって感じ。しかも、利用客はほぼ韓国人か日本人のようで。。。日本語もたくさん聞こえてきます。当初はえ？これって？と面食らっていたけれど、そこに全部荷物を置いて、ビーチに繰り出してみると。。。私たちの想像と全然違ってた。東アジアの都会に近い海ということで湘南海岸みたいな海かと思いきや、本当に沖縄、グアム、ハワイのような南国リゾートの海の景色が広がっていた。しかも後ろを振り返ると超近代的なビル群。え？これだったらわざわざ値段の上がる夏休みにグアムに行かなくたって、時差のあるハワイに行かなくたって、夏の海はここでいいねーって大いに盛り上がる私達でした。（別に毎年のようにグアムやハワイに行ってるわけじゃないのに💦）
基本的には波打ち際で砂のオブジェを作ったり、ダムを作ったり。バケツやスコップなどのビーチ遊び道具を求めに来る時に売っているのを見かけたコンビニに買いに走ったりも。。。ビーチパラソル以外に陽射しを遮るものは一切ないのでパラソル内から出ない人も多いせいか、ビーチ遊びをするのに場所が。。。なんてことはなかった。本当にびっくりするほど素敵なビーチでした。
2時間ほど遊んだらいったんホテルに戻り、昨日視察済みの隣接するロッテ百貨店のデパ地下でお土産を。うっかり通りかかった１階で一目ぼれしたかわいい黄色いポシェットを買ってもらうみいちゃんでした。（デパートとは思えない安さでした！）夕食はホテルから徒歩圏の急行荘（급행장 クッペンジャン）で焼肉！！ここに限らず釜山ではよく見かけたけど、店の表から既に日本語表記もあったりして、入店前はどうかな～、観光客向け？なんて一瞬躊躇したものの空腹に負けて入店。結果、すごく美味しく大満足！！
そして最後はやっぱり夜のお楽しみ、プール！！この日みいちゃんは隣接する室内プールで泳ぎこみまで。
水族館でもらったぬいぐるみを超気に入ったはるっち。早速一緒に寝てます。。しかし大きい。。手触りは最高だけど移動は大変！！交代で抱えなきゃ。
3日目
今日は朝9時15分発KE783便で福岡に。朝6時半にはチェックアウトをして、最寄りの西面駅から地下鉄2号線、沙上駅でライトレールに乗り換えと来た時の逆をたどって空港へ。地下鉄の中ではママがしっかりぬいぐるみを抱えていた（笑）
今回は正味２日で本当に駆け足の旅だったけど、釜山だけに限定すればコンパクトでどこにでも地下鉄でいけるから十分に堪能できたなぁ。あの素晴らしいビーチにまた行きたいなぁ。歳の差姉弟旅国内編第9弾大分、福岡からの釜山に続く。
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