歳の差姉弟旅第14弾 マルタ共和国とローマ自由旅行2

ローマ編

7日目
朝9時20分に、マルタ航空612便でローマに着く。今日のハイライトはバチカン市国、バチカン美術館に行くこと!!バチカン美術館は日曜休館なので、ローマ滞在が週末のみの私たちは土曜日にバチカン市国、日曜日にローマ市内を観光することに。長い時には入場まで2時間待ちも!というので並ばず入場するため、日本を発つ前ににTiqetsで予約。指定の時間は午後1時半。その時間までにどこかに荷物を預け、身軽になってランチを済ませよう。荷物をホテルに預けるという手も考えたけど、チェックイン時間には早いし、ホテル往復によるタイムロスは避けたい。ローマ市内へのアクセスの起点である大きな駅テルミニ(Termini)駅ならば荷物を預ける場所があるだろうということでまずはレオナルド・エクスプレス号で向かう。

Leonardo Express
1人14ユーロ、12歳未満無料で超快適             

テルミニ駅には予想通り荷物預かり所が。ただし、荷物預かり所を探すのはなかなか難易度が高かった💦一度地上階から駅を出て、そのまま目の前のジョバンニ・ジョリッティ通りを駅に沿って少し行き、建物に再度入ると右手に。ちなみに、それらしい誰かについていけば大丈夫だろう作戦はあっさり失敗!!それらしく荷物を抱えてウロウロしている人は時期なのか時間帯なのか皆無。。。

ここからは地下鉄A線に乗りバチカン美術館の最寄り駅、オッタビアーノ(Ottaviano)駅へ行き、地上に出て適当にランチできそうな店へ。地上に出たらさすが真夏のローマ!!本当に暑い!!!なのに、適当に入ったこのお店にはエアコンがない!!熱中症大丈夫??みたいな感じの私たちとは違いお店の人も他のお客さんも普通にしているのが不思議なくらい。お料理はとても美味しかったけれどここで大問題が!!!みいちゃん胃痛😩実はフィウミチーノ空港に着いた時点であ、胃が痛いと言っていたみいちゃん、空港で荷物が出て来るまで一休み、レオナルド・エクスプレス号でまた一休みしている内に治った。。。と思ってお昼ご飯を普通にたっぷり食べてしまったら。。。ぶり返した💧超早起きで寝不足のところにいきなりマルタ空港で買って爆食いしたポテチの油と塩分が効いてしまったことで始まったと思われる胃痛、じっとしている分には問題なく、これまでの経験から数時間休めば自然に治るタイプと自己診断。ところが!!バチカン美術館の予約時間が迫る!!ちょっと腰を曲げてよろよろと歩くことはできたので、幸いにももうすぐ近くまで来ていたこともあり、大変ゆっくりとではあるものの何とか入口へ。

Musei Vaticani

ここであらかじめダウンロードしておいたデジタルチケットを見せ、中へ。中に入ると大変近代的な空調の効いたロビーがあり、セキュリティチェックを終えた後、ボックスオフィスでデジタルチケットを紙のチケットに交換。チケットの交換をパパにお任せし、壁際のベンチでお休みするみいちゃん。この時、無料の子供はボックスオフィスに同行必須でした。ベンチで数分休んだくらいでは回復の兆しなし、かといってバチカン美術館は広大だから腰を曲げてよろよろと見物するのは非現実的。ここでママがひらめいた!そうだ!座ってなら見学できる。視界に入ったインフォメーションデスクに行って試しに「車いすは借りられる?」と聞いてみたら。。。「パスポートは持ってる?」とただそれだけ聞かれ、手渡すと、あっという間に車いすが運ばれてきた!(注:車いすは予約がいるという情報も見掛けたのでいつもこうとは限らないのかも)ここからみいちゃんは車いすとなりました。

Wheelchair
車椅子登場!!

車椅子でバチカン美術館

バチカン美術館公式マップに私たちの進んだ経路を書き込んでみた1

まず、みんなが昇っていくエスカレーターには乗れないので、その裏側にある業務用チックなエレベーター♿で見物のスタート地点へ。ここからはどこから見学しても自由なようでガイドブックにもいろんなお勧め経路が載ってます。私たちはスタート地点の右側にあるビナコテカから。

Pinacoteca

ここは私たちが普通美術館と聞いて想像する絵画館で、空調も効いてるし、あまり混雑もなく車いすでも快適。たくさんの宗教画を観ていくと。。。「なんでち〇こ出した羽の生えた赤ちゃんがたくさん空飛んでんだー」が天使の絵についてのはるっちの感想。まだまだ余裕のある私たちは6歳男児らしい感想に大うけ。

Exhibits at pinacoteca
例えばこんな絵に反応

ピナコテカを出てミュージアムショップの前を通過。グレゴリアーノ・エジプト美術館を抜けてピオ・クレメンティーノ美術館へ。正直彫刻などにあまり興味のなかった私たち、この辺りは八角形の中庭に確かに行ったという記憶があるくらい。いろいろな展示をなんとなく見ながらもギリシャ十字の間まで車いすスピードながらすいすい進み、そこから普通は階段で行くところをエレベーター♿で上の階へ。

バチカン美術館公式マップに私たちの進んだ道を書き込んでみた2

ここから燭台の間地図の間タペストリーの間と続く長い長い渡り廊下のようなところを進み、有名なラファエロの間を目指す。。。のですが、この辺り空調もなく自然な風だけなのかとにかく暑いし終点が全く見えないほど長~い💦みいちゃん、はるっちは携帯式扇風機の恩恵に。混雑時には前に進むのも大変との噂ですが、この時はそこまでではなく、普通に進めました。ただし、車いすは重いのでゆっくりと。途中地図の間では当時の世界地図などの展示がありそれなりに盛り上がったものの、もともと燭台やらタペストリーに造詣が深いわけでもない私たちにとっては暑いしものすご~く長いしで、正直かなりキツかった!

Galleria delle Calte

ようやく着いたラファエロの間ではかの有名な「アテネの学童」を観て感動!まったく予備知識のないはるっちでさえそれなりに盛り上がってました。

Scuola di Atene

もう大分疲れていた私たち(みいちゃん以外ですよ笑)でしたが、本当に大変なのはそこからでしたラファエロの間からみんなが目指すこの美術館でおそらく割愛する人はいないんじゃないかというくらいの目玉、システィーナ礼拝堂へは階段を降りるとすぐ。普通に行けば。。しかし!車いすで階段を降りることはできない!!車いすの場合には来るときに通ってきたタペストリー間と地図の間を逆流して途中にあるエレベーター♿で下に降り、そこから同じフロアにあるシスティーナ礼拝堂を目指して一階下で同じ距離をまた戻る形になるのです。しかもこれも逆流。エレベーターは一般開放されていないエリアにちょっと入った所にあるので、進入禁止のロープの前に立っている係の方が誘導して下さったのですが、誘導はそこだけで、他は全部自力で逆流。車いすで逆流するのは本当に本当に大変!!特にエレベーターまでは超スローペース。車いすはとても重たいタイプのものでただ押すだけでも結構力がいる。なのにここ、とにかく暑い!!さらに、人気のラファエロの間システィーナ礼拝堂に向かう順路だから、逆流する私たちとは反対向きに進む人たちがたくさん!!そんな中、ご迷惑をかけまくりの私たちに皆さん大変優しくて、「車いすが来るからよけてあげて~」なんて自然に助けて下さる方もいらしたり。感謝の気持ちでいっぱいです😆

Vatican map3
バチカン美術館の公式マップに私たちの進んだ経路を書き込んでみた3

エレベーターで下の階に降りた後はおそらくバチカン図書館の回廊を逆流したと思うのですが、こちらはシスティーナ礼拝堂から出口への順路ではあるもののシスティーナ礼拝堂からそのまま別の場所(サン・ピエトロ大聖堂とか)へ行く方も多いのかすれ違う人もそこまで多くなく、通路も広かったし涼しかった印象でそれほど逆流に苦労せず。最終的にシスティーナ礼拝堂へ続く通路には階段があり、車いすの場合は昇降機で。待機している係の方が補助して下さいました。

Musei Vaticani Wheelchair
車いすごと昇降機に乗るみいちゃん                 

ここを降り、右に折れるともうすぐにシスティーナ礼拝堂。満員!!かろうじて動けるかな?くらいここは撮影禁止なのですが、そのことに気が付かないのかみんなスマホ片手にパシャパシャ。私たちはたまたま📷に❌がついた絵入りの看板を見つけ、あ、カメラダメなんじゃない?と気付く。確かその後アナウンスもあった気が。かの有名な「最後の審判」を堪能。そんなものは聞いたことがないはるっちでさえ、絵の力なのか居合わせた人みんなの熱気が伝わったのかちょっと興奮してた。。。システィーナ礼拝堂からは同じ通路、昇降機を通ってさっき逆流したバチカン図書館の回廊経由でこの回廊のスタート地点付近に戻り、そこから外に出てピーニャの中庭にあるカフェで一休み。

Musei Vaticani Pigna
ピーニャ=松ぼっくり

カフェは床が外よりちょっと高くなっていたけどスロープで車いすのまま入れてそのままテーブルを囲むことが出来ました。

MuseiVaticani Cafe
車いすのまま棒アイス食べた

1時半に来た私たち、ここまでで4時半になっていました。この3時間の間にすっかり胃痛が治まったみいちゃん、最後は歩いて出口まで。出口を抜けるとちょうど車いすを借りたカウンターの裏側に出て、そこで車いすを返却し、パスポートを返してもらいました。

Musei Vaticani Exit
はるっち働きます                               

子連れということもあり、いろいろ詰め込まず目玉を絞ろうと、バチカン市国では内部見学するのは予約可能なバチカン美術館だけと決めていた。これは「学校の授業で取り上げられた宗教画を観たい」というみいちゃんの希望で決定。そこで、サン・ピエトロ大聖堂サン・ピエトロ広場から眺めるだけに。広場までは日陰もあったけど、広場はすごい陽射し!!もう夕方と言っていい時間なのにまだまだすご~く暑い!!2時間待ちも普通と噂の入場待ちの列を尻目に、大聖堂を眺めるのもそこそこに噴水から飛び散るミストで涼をとり一息つく私たち。

Basilica di San Pietro
ミストで爽快だ

サン・ピエトロ広場を出た後はサンタンジェロ城、テベレ川に掛かるサンタンジェロ橋などの観光名所を眺めたり通ったりしながらとりあえず徒歩でホテル近くのベネチア広場を目指すことに。

Sant'Angelo
サンタンジェロ城

広場を出てすぐのお土産屋さんでローマTシャツ(はるっち用!)を買ったり、路肩にあった記念コイン製造マシーンで本物のお金を記念コインに変えようとしたのに操作ミスで普通に記念コインを買っただけになったり、ちょっとスーパーやら文具屋などを冷かしたりしながらもほぼまっすぐ一直線にこれぞヨーロッパだ~という雰囲気の街並みを小一時間歩く。

Rome Town
このお土産屋さんもそうだけど中国人がやってる店がたくさん

途中立ち寄ったサンタンドレアデッラヴァッレ教会(Basilica di Sant’Andrea della Valle)では、はるっちの幼稚園時代の同級生が10日程後にバイオリン演奏をするのだとか。「お友達が演奏する場所を見に行くぞ」というモチベーションのおかげでかなり距離があったけどはるっちも頑張って歩ききった!!約2.5キロ!!この教会はオペラ「トスカ」の舞台だそうで、ガイドブックの地図にも名前が(だから演奏の話を聞いた時にホテルの近くだ!と反応できた)。正面の扉を開けて中に入ると、小劇場の入り口かな?と思うような1~2畳程度の小さな空間がまずあり、そこから木の扉を開けると聖堂内部に。私たち以外にも見学者がちらほら。天井がものすごく高く、奥行きがあって広い印象。正面の祭壇、ドーム以外の壁や天井にも絵や装飾がいっぱい。広々としているのと意外と明るいことで教会でよく感じる重々しい感じがあまりない。そして、教会の中央には鏡張りの机が。みいちゃんは鏡を使って上下対象な写真を目指してパシャリ(一番右の写真)。この正面祭壇前で演奏するのかな~なんて言いながら写真を撮ってお友達に送信。勝手に下見完了(笑)全景を写真に収めるには通りを渡らなければならなかったのですが、渡った先にバス停があったので写真撮影後そこからバスに乗りベネチア広場を目指すことに。

Sant Andrea Della Valle
トスカ観たんだけど。。。

ベネチア広場でバスを降り、徒歩ですぐ裏手にあるホテルThe Telegraph Suitesへ。ところがここで問題発生!レセプションの女性曰く「あなたたちのお部屋のエアコンが急に壊れちゃったの。今から車で系列ホテルに送っていくからそっちに泊まってね。」あーー、ホテルってもちろんお値段や雰囲気、設備なども気にするけど、場所ってとっても大きな要素では?このホテルの決め手はとにかく観光地に近いというロケーションだったのに。すぐ近くよ、と女性は言ったけど車で移動するような距離。代わりのホテルThe Tribune Hotelは車で5分くらいだったものの坂の上にあるホテルで地下鉄の駅やバス停からはちょっと距離が💦ちょっとお洒落なブティックホテル風でロビーもお部屋もシックなモノトーン。

The Tribune Hotel
The Tribune Hotel

たくさん歩いて疲れた~!とその他全員が休憩する中パパは一人で荷物を取りにテルミニ駅へ。タクシーで荷物を運びます。その後、夕食のためレストランを探すべくホテルから坂を下りていくと、途中でカプチン派修道会骸骨寺(Il Museo e la Cripta dei Frati Cappuccini )を発見。日本を発つ前フランス人の知人がローマと言えば。。。という感じで教えてくれたところで、しかも日本を発つ数日前にデヴィ夫人がリポートしてた💀怖すぎて行かなかったけど、そこを通り過ぎると、ハードロックカフェなどのチェーン店他、いくつかのレストランが。私たちが入ったのは、歩道の上に何軒か立ち並ぶ、ビニールハウスのような形でガラス張りになってるレストランのうちの一つ。これが今回のヨーロッパ滞在中最後の夕食。ママとパパはビールで乾杯🍻なんと、このレストラン、はるっち定番のボロネーゼがメニューにない!!試しに控えめに「ボロネーゼはあるかしら?」と聞いてみたら。。。出てきた!!はるっちはこの旅の間中パスタ三昧だったからちょっとほっぺにお肉がついて「ぷくぷくパスタちゃん」になっちゃった🍝

Restaurant in Rome
魚介のパスタ、ラムチョップ、ボロネーゼをいただく

お部屋に帰ると、移動のお詫びということで机の上にロゼのスパークリングワイン一本が冷やされていた🥂とっても美味しかったけど1杯ずつが限界でした。。。弱っ💦

8日目
まずはホテル地階のレストランで朝食。お洒落なバイキング。セルフでトーストを焼くみいちゃんに大事件発生!!トースターが火をふいた!!他のゲストのアシストもありすぐに事なきを得ましたが朝からびっくり。。。しかも!!私たちは時間に追われていたのです。なぜなら朝からコロッセオ(Colosseo)に行く予定だったから。そこはもの凄い人気スポット!!入場にはチケットが必要ですが、現地でチケットを買うなら行列必至。売り切れの可能性もあるし、運よく手に入っても入場の時間指定をされるのですぐそのまま入場となるとは限らない。私たちはローマでの持ち時間が少ないから掛けられる時間はせいぜい数時間。ほんとは時間指定で予約(日本からも可能)も考えたんだけど直前まで放置したせいで希望の時間は既に無理だった。。。そこで、現地集合、解散のコロッセオツアーに参加することに。これもバチカン美術館同様Tiqetsで予約しました。

コロッセオツアーに参加

集合時間は9時、それまでにホテルをチェックアウトし、荷物をレセプションに預けた上、地下鉄で向かいます。既に押し気味でホテルを出て最寄りの地下鉄駅バルベリーニ(Barberini)駅に行くと、なんと駅が閉鎖されてた💧焦る私たち、え~い、いっそのことテルミニ駅(Termini 2駅先、元々乗換駅)まで歩いちゃおうか!!そうすれば乗り換えなしだから!!!ってことで頑張って歩く。この時点でどう考えても遅刻だよな~というムードが漂い、若干ピリピリ⚠それでもちょっとでも可能性があるならってことでテルミニ(Termini)駅から地下鉄B線に乗りコロッセオ(Colosseo)駅に。遅刻だと騒いでいる割には悠長にキオスクでお水を購入(大事!)。駅から地上に出るとすぐにコロッセオがどーーんっと現れてすっごい景色!!

View of Colosseo
やっぱり圧倒されます、コロッセオ

だけど日陰がなくすごい陽射し。少しいるだけでも熱中症の恐怖を感じます。ちょっと時間を過ぎていたもののコロッセオの外周に沿って右に進み待ち合わせの場所であるコンスタンティヌスの凱旋門前に行ってみると。。。まだ集合中だった😀私たちのツアーの参加者を含め周辺はたくさんの人。さすが人気観光スポット!!ガイドの女性は折り畳んだ状態の折り畳み傘の柄の部分だけを延ばしたものを目印の旗代わりに。他にも多くのツアーガイドさんがそれをかざしてたから、きっとこれがローマツアーの標準装備。ツアー参加者20名くらいはガイドさんから簡単に説明を受けると彼女に引率されて入り口のセキュリティーチェックへ。ここで手荷物チェック(X線)。ここはかなり並んだ記憶が。中に入ると出口でもう一度集合するということで解散。自由行動。入口は円形闘技場の観客席にあたる部分の外側(下側)。ちなみにお手洗いはこの入口をまっすぐ先に進んだところにあるけど、大変な行列。しかもこのお手洗い(女性トイレ)は水洗ではあるもののちょっと簡易トイレ風、個室が3つくらいあったような。。。階段を上がり観客席へ。ちょうど私たちがスタジアムに行ったときに観戦席に行くのと同じように階段を上っていくのです。ただし、こちらのスタジアムは壁も階段もすべて古代仕様!遺跡なんてなんだ?という6歳男児でも大喜び。闘技場が見えた!中は本当に写真でみた通り。観光客はたくさんいるけどかなり広いところだし、フィールドには入れずみんな観客席部分にいるので写真はきれいに撮れる!でも陽射しを遮るものがないので暑い🥵

Colosseo

途中で入ったお土産屋さんの涼しいこと!エアコン完備。お土産屋さんはコロッセオの一角にあるのにそこだけ近代的。ガラスのディスプレイにイタリアンブルーに白でcolosseoと書かれたお洒落なTシャツがあって、、、はるっち用に購入。はるっちのリュックになるシンプルな巾着も。
出口でガイドさん&ツアー参加者と一度集合し同じチケットで入場できるフォロ・ロマーノ遺跡へ引率される。こちらも若干並んだ後入場するも入口の裏でちょっとガイドさんから遺跡について説明を受けるだけで解散。ここ、広大な上、陽射し半端ない!!

Foro Romano

既にコロッセオから全景を観ることはできていたし、私たちは入り口横のお土産屋さんに立ち寄っただけで退散。一路地下鉄でスペイン広場を目指す。ここまでで大体午前中終了。
地下鉄スパーニャ(Spagna)駅を出るとすぐにものすごくかわいいお菓子屋さん発見。時間もないのにうっかり立ち寄る。しっかり買う。

Sweets shop
お土産になるものがいっぱい

目の前にあるスペイン広場へ。現在は飲食禁止(2012年から条例で飲食禁止)だからローマの休日のようにアイスクリームを食べながら階段を降りることはできなかったけどなんとなくそんな感じで階段を下りてみる。しかし観光客がたくさんいてなかなかそれらしい写真を撮る隙は無い。ローマの休日を知らないはるっちは階段より広場下にある噴水に興味を示す。

spagna
この階段下からブランドショップなどがある通り

スペイン広場から徒歩でトレビの泉を目指しつつランチできそうなレストランを探す。偶然通りかかった広場に2つのレストランを発見。広場内にも席を出していて入りやすそうな雰囲気。1つ目に満席だと言われてそれならこっちで、と入ったこのVittiというレストランは本当に美味しかった!!特にママはここで食べた「トリュフとポルチーニ茸のパスタ」が人生最高のパスタだと大絶賛!!

Lunch at Vitti
お料理に感激!その後忘れ物を取りに戻ったらあ~来た!!って(笑)

この後みいちゃんとママはその近くの革細工屋さんCAMPO MARZIOでバッグなどお買い上げ(後からパパも買いに戻る)したりZARAとかで子ども服を買ったりしつつトレビの泉へ徒歩で。すごい人でなかなか泉周辺の場所を確保するのも大変でしたが、お約束の後ろを向いてのコイン投げを。

Fontana di Trevi
またローマに来られますように

ここまでで一応予定の観光は終了。テルミニ駅へのバスに乗るためバス停があるパンテオンまでぶらぶら歩く。途中有名ジェラート屋さんGiolittiでジェラートを。ここは有名店だけあってすごい人!!一応一列に並ぶもののジェラート🍧のショーケース前では店員さんが声をかてくれた順に注文するという難易度高めのシステム。なかなか声をかけてもらえず大丈夫かな?という感じだったけど何とか。。。満席だったからテイクアウトで、チョコレートとベリー(みいちゃん)、チョコレート2種(はるっち)、チョコレートとレモン(ママ)、チョコレートとピスタチオ(パパ)を。チョコが濃くて美味しかった!!さすが人気店!

gelato
頑張って注文、柔らかくすぐ溶け始めるから慎重にいただく

この後さらに徒歩でパンテオンに行き、中に入ろうというパパに全員が反対したため😂外から見るだけに。もちろんローマにある建造物はすべて素晴らしいのだけど、それほど知識のない私たちには同じように見えなくもなく、既に飽きちゃってたのでした(帰国後映画「ダヴィンチコード」を観て入ればよかったと後悔、またの機会があるといいな)。パンテオン前の広場で鳩と戯れるはるっち。もうそういう東京でもできることのほうがよくなっちゃってたのね。(子供あるある?)

Pantheon
パンテオン前鳩いっぱい

ここからバスでテルミニ駅に向かい、そこから来た時にも乗ったレオナルド・エクスプレスで空港へ向かうことに。やって来たバスは私たちが乗り込む前から既にギュウギュウ。東京の満員電車なみのバスに前の扉から無理やり乗車。運転席横あたりに何とか立つ私たち。車内でパパが体格のよいアメリカ人?の中年女性から痴漢扱いを受け睨まれる。ただ背の低いはるっちをかばってスペースを作るため運転席横の手すりを死守してただけなんだけど💦それと、もう一つ驚いたのは、もう終点テルミニ駅に着く、となった時に何人もの人が煙草をスタンバイしていたこと。

そこから、パパ、みいちゃん組とママ、はるっち組に分かれて前者は荷物を取りにタクシーでホテルへ、後者は4人分のレオナルド・エクスプレスのチケットを購入することに。午後7時40分発の国際線だから逆算すると午後5時40分には空港に着かないと。レオナルド・エクスプレスで空港までの所要時間は31分。というわけで目指すは午後5時5分発の電車だ!券売機で格闘するママとはるっち。と、知らない男の人が勝手に横に来てはい、次はそこを押して。。などと指南を始めちゃった。おかげで無事購入。が、買えた途端に「手伝ってやったんだから手数料を払え」と言ってきた。あ~変に親切な人はやばいんだった、どうしようかなっと思ったけど周りには大勢人がいるし、まぁ殺されることはないかなと「もうユーロ残ってない。」と言ってコイン2枚ほどを差し出し逃げ切った。パパとみいちゃんはもともと余裕のない時間設定だったとはいえ、なかなかやって来なくて本当にドキドキでしたが、ギリギリ間に合いました!!

ここから先は特にトラブルもなく午後7時40分ローマ発アシアナ航空562便で仁川に行き、乗継時間2時間弱の午後3時45分発のアシアナ航空106便で午後6時過ぎに無事成田空港に着きました。途中、仁川空港で、アジアまで帰ってきて一安心した我々は、一家全員でロッテリア(韓国だけに)で久々のファストフード、がっつり食べちゃった。

リゾート中心でローマは駆け足だったけど一通り雰囲気を味わうことが出来、マルタ、イタリアを満喫できた!

いいね!
1 いいね!されています。もしよければ「いいね!」お願いします♡
読み込み中...