歳の差姉弟世界旅第15弾 久々海外はバンクーバー

2020年、2021年と世界中で大流行した感染症、コロナのおかげで海外旅行なんて当面無理という日々が続いていましたが、ようやくこの春日本も規定回数のワクチンを接種済みであれば隔離期間を経なくても入国可能ということに。これはいよいよ。。。ということで入試前の弦担ぎという大義名分もあることだし、久々の海外旅行はカナダへ。この時期まだ旅行会社もカナダ方面のツアーは催行確約という状況ではないこともあり(JTBに問い合わせた)、個人旅行で直行便で行ける都市バンクーバーに決めました。2022年8月5日〜11日まで5泊7日でカナダ・バンクーバーに行ってきました。

コロナ禍だから出発準備
7月19日、出発に先立ちまずは家族全員のワクチン接種証明を取得。3回分のワクチン接種証明があって初めてカナダへの入国時の隔離が免除に。ただし18歳未満の子供でワクチン接種証明を持つ親に同行する場合はワクチン接種証明は不要。これは区の窓口で交付してもらうだけなんだけど、意外と並んでました。この証明書は国内旅行でも使うものなのでこれだけでみんな海外行くんだーという感じにはならないけれど。。。
次に、海外旅行保険。これはコロナ禍じゃなくても我が家はいつも全員加入していくけれど今回は特にコロナのために行けなくなってしまったり、帰れなくなってしまうリスクも高いからキャンセルと日程変更に対しての補償もあるものを。キャンセルについての補償は航空券購入時に加入する保険でのみ、とかここでのツアー申込者のみとか意外と限定的なものが多く見つけるのに苦労しました。しかし、出発2週間前までしか受け付けてくれない!!問い合わせたところ会社の方が親切で、最速で受付られる方法を教えてくれて、何とか間に合いました!!結局使うことはありませんでしたが、心の安心は大きいですね。
そしてカナダ政府から義務付けられているArriveCanへの登録。これはお家でインターネットで行うだけ。かなり手こずりつつも何とか。。。
さらに、現地到着時にランダムに課せられるPCRに当たり、陽性になったら。。。の恐怖を和らげるため、出発直前の8月2日夜に都内でPCRを受けて陰性を確認しました(目論見どおり出発直前に陰性の結果を手に!!)

1日目
16:50発AC004便にてバンクーバーへ。カナダの規定により機内はマスク着用が義務付けられていることもあり、全員がマスクをしていました。予備のマスク、消毒シートが入ったキットが全席に。予約時に席を取ったのですが、どうしても並び席が2人分(パパとはるっち)しか取れず、あとの2人は見える程度に近いけど並びではない席に。チェックイン時に再度確認したけれど、満席ということで変更は出来ず。。。搭乗後、ママがダメ元で隣の席の方にあそこの席に座っている子(みいちゃんのことだ!)と変わってもらえないかしら?と聞いてみたら快諾してくれて無事隣の席になりました。この便は、観光客然としている人たちは私たちくらいしかいなくて、大体が留学生もしくはカナダ人を含む家族の里帰りの方々ばかりのようでしたが、この元お隣の方は若い男性の一人旅だったのですが、カナダ人と日本人のミックスだったようで、CAの方と英語で会話されていたので、ママはうっかり英語で席の交換をお願いし、「全然いいっすよ」と流暢な日本語で返されてとても恥ずかしかった!!ちなみにこの方はバンクーバーに着く頃には変わった先の席の隣の留学すると思われる同世代の日本人男性と仲良くなっていたようでした。気流の悪いところを通過することが多く結構揺れたこともあり、動揺したみいちゃんがママにしがみついていた時間も長かったので、本当に席が交換できてよかった。。到着後は機械にパスポートを読み取らせて入国審査、あっさり入国して荷物を受け取ったら。。。ランダムPCRの対象者には入国から15分以内にあらかじめ登録してあるメールアドレスにその旨のメールが届くことになっていたんだけど、もう少しで15分というところで着信が。このPCRに当たる確率は、旅行者の0.5%らしいのだけど、なんとママが対象者に!!次の日の23時59分までに検査を完了すればいいという猶予があるものの、市内に出たりして人との接触が増えれば増えるほどうっかり陽性になってしまう確率は上がるだろうということで、市内に移動する前に空港付近で受けてしまおうと、その辺にいた空港職員に最寄りの検査所への行き方を聞いたところ。。。驚いたのは意外とPCR検査場の場所は空港職員に浸透してないということ。何人かに聞いた結果。。。タクシーで行けと。。。確かに空港に隣接してはいるものの空港の敷地は広大だしね。この検査場は多分空港まで車で来ている人向けかと。。。パパとはるっちは空港内で待っているというので付き添いで来てくれるというみいちゃんとタクシーに乗り、早速検査場へ。外はカラッとして爽やかな風が吹き春のようで、その風が開けっぱなしの窓からタクシー内に。移動時間は10分もないくらいなのにタクシーは意外と高額で乗車時に空港外に出るからこんな金額になるよと言われたと思った額を払おうとしたら、とんでもない、25ドルだよと怒られる。。。英語力の衰えプラスそんなにするわけないという思い込み故の失敗。それはともかくプレハブ倉庫のような検査場はとても空いていてすぐに、まるでデパートの試着室のような感じでずらっと並んでいる個室のうちの一つに移動するよう言われる。そこが検査室で、検査は鼻と口に綿棒を擦って検体を採取する方式だったのだけど、都内で受けた時と違って本当にかるーく撫でただけだった。これだけで終了。

PCR
PCR通告を受け(左)、検査を受けるママ(右)

検査自体は無料なのでお会計もなく。聞けば空港までバスで帰れるかもしれないけど、この検査場から程近いバス停が機能しているのかはわからないと。つくづく車で空港に来た人用の検査場だ。。。結局バス停と思われる場所に行き待ってみても、時刻表もないし全くそれらしきバスが通ることもなく途方に暮れていたところにタクシーが止まってくれたので、そのタクシーで空港まで戻る。検査代は無料だったものの往復の移動に約5,000円もかかってしまった。気を取り直して空港直結の駅からスカイトレインCanada Lineに乗って市中心部へと移動する。空港を出たらもうマスク着用は義務ではなくなる。周りの人の様子を見ると。。。マスクを外している人も多い。私たちは帰国前のPCRで陽性だったら帰れなくなるという恐怖からマスク着用を続行。他にもマスクをしている人もいたから、マスクをしていたからって特別に浮くことはなかったと思う。。。Vancouver City Centre駅まで約25分。ここから今回滞在するホテルHYATT REGENCY VANCOUVERまでは徒歩5分ほどだったので、スーツケースを転がしながら徒歩で向かう。実は成田空港でスーツケースのうちの1つのキャスターが取れてしまったので、これはちょっと大変だったかも。駅を出てみるとはるっちはさすがに覚えてなかったみたいだけど、他の3人は6年前に来た時の記憶がうっすらよみがえる。

ホテルのお部屋は結構広め

ホテルにチェックインしたらちょうどお昼時だったのでランチを食べがてら出かけることにする。ホテルの隣にちょうどThe Royal Centreというショッピングモールがあり、表からマクドナルドが見えたら、マック食べたいというはるっちのため、ここでランチしようということに。他の3名はモール内のフードコートで調達する。マックはマシーンでオーダーする仕様になっていた(我が家の近くのマックはその約8ヶ月後にマシーンでオーダー可能になったけど当時は新鮮だった!)。はるっち以外は色々みた結果メキシカンを調達。このモール内には自由に座れる椅子があるスペースがあったのだけど日本人留学生と思われる若い人たちがたくさんそこに陣取っておしゃべりしていた。ここに限らずバンクーバーの街は日本からの観光客らしき人はほぼ見かけなかったけれど、留学生らしき人達は驚くほど沢山いた。コロナ禍やっと隔離なしで渡航できるようになったばかりのせいか、各国からの留学生の中で一生懸命英語で話そうとしている人や、とりあえず微笑んで頷いているだけの人などとにかく来たばかりなんだな、という日本人留学生がいっぱい。食後、すぐそこにあるショップが並ぶ通りRobson Streetをぶらぶらとショッピングしてまわったのだけれど、多くのショップで少なくとも1人は日本人の店員さんがいたりした。何人かと会話してみたけれど、留学生でバイトしているということだった。やはり、来たばかりの人が多く、圧倒的に日本語の方が楽という感じだった。対USドルでは相当に円安だけど、幸いにも対カナダドルではそれほどでもなく、クレジットカード払いの際に示される日本円の金額も予想通りの感じでした。。。カナダのカジュアルブランドショップRootsではママ、みいちゃん、はるっちは色違いでお揃いのパーカーを購入。前回の訪問時ママ以外の3人がここのパーカーを買ったら、とてもしっかりした作りな上、裏起毛タイプのものは防寒機能も意外とあるってことがわかったのでリピートです。ちなみに以前は日本で買う事はできなかったけど、現在は結構いい値段だけどオンラインで買えるようです。カナダ発のライフスタイルブランドHerschel Supplyではママ以外の全員がリュックを。購入者は鍵を選んでロッカーを開けると中に入っているものをプレゼントしてもらえるということで、パパはポケッタブルリュック、はるっちはドリンクボトル、みいちゃんはノートをゲット。カナダ発のヨガウエアブランドlululemonでは今年からジム通いを始めたママがウエアを。本屋さんindigoは本以外にも雑貨が置いてあったりしてとっても素敵な空間。その他いくつかのアパレルショップやお土産屋さんなどにも。それから、来る途中で壊れてしまったから、スーツケースも購入してショッピング終了。滞在先のホテルに確認したところ、壊れた方のスーツケースはホテルで処分してくれるとのことで部屋に置いて帰りました。ちなみに、ホテルによって対応が違うらしいので問い合わせは必須のようです。お部屋が十分に広かったので余分なスーツケースがあっても全然気になりませんでした。一旦ホテルに戻ってしまうと出かける気は起きず(お部屋が十分に広いこともありくつろげる)、夕飯はパパが検索して探し出したお寿司やさんmugenでテイクアウト(パパが買いに行った)。ちょっと新しいタイプのお寿司でしたが、とっても美味しかった!!

Sushi Mugen


2日目
この日の未明、ママのスマホに着信が!!もちろんこれは昨日到着早々に受けたランダムPCRの結果。勇気を出してメールを開くと。。。negativeの文字が。あーよかった。朝10時ごろ1階に入っているスタバでテイクアウトしてお部屋で朝食を済ませたら。。。はるっちは早速パパとホテルのプールへ。リゾート仕様ではなくそんなに大きくはないただの四角いプールだけれど、はるっちは嬉しいみたい。一応ジャグジーもある。

Pool at Hyatt Regency
この時間は貸切。。。満員状態の時もある。。。

1時間ほど泳いだら支度をしてみんな揃って前回の滞在時にも行ったグランビルアイランドGrandville Islandを目指す。前回グランビルアイランドからフェリーで戻る時にイェールタウンYaletownにあるスカイトレインのYaletown-Roundhouse駅が最寄りかなと思ってフェリーがついたところからそこまで歩いたらビックリする程遠かった記憶があったので、今回はスカイトレインを使わずホテルから程近いGranville Streetを南西方向にひたすらまっすぐ歩いてアクアバス・フェリーAquabus Ferries乗り場Hornby St.を目指す。いい気候ではあるものの、歩いているとなかなかの陽射し。。。途中ちょっとホテルのあるエリアに比べると落書きが多かったり、路上にゴミがいっぱい落ちてたりするエリアを通過中だったけどセブンイレブンに寄ってお水を調達。お水は日本で買うよりちょっと高かった。。。それをガブガブ飲みながらグランビルアイランドへと繋がるグランビル橋の手前まで来たところでフェリー乗り場が見えるのかな、と思ったら見える事はなくちょっと道に迷う。この辺りはまたとても綺麗な感じだったから治安状況に不安はなかったけれど、陽射しをまともに浴びる。全く土地勘のないところでは立体交差の状況がわからないこともあってGooglemapの力を借りてもなかなか難しい。。。漸くそれらしいところが見つかったら、列ができていて私たちが乗船できたのは2隻目の船だった。乗船時間はたったの5分程。出発前から到着地点が見えてる。。。

To Granville Island
遠目からは綺麗だけど運河の水はかなり汚い。。。

もう午後1時前、早速ランチを前回来た時と同じレストランBridgesにて。グランビルアイランドは全体としてとても混雑していたけれどここもお店の前に列。前回はテラスだったけど今回は店内に着席。ここでママがちょっと具合が悪くなっちゃって、と言ってもこれは体の凝りからくる頭痛と吐き気みたいなものでよくあることだったんだけど。。。筋力をつけるためにジム通いを始めたものの、ちゃんと筋肉がつくまでの間はむしろより凝りがひどくなりがちでこの頃は頻繁に凝りからくる不調に悩まされていたのでした。そんな訳で食事は3人分だけ注文。お店の人にはシェアすると。パパはエッグベネディクト、はるっちはマカロニ&チーズ、そしてみいちゃんはハンバーガーだったのだけど、このハンバーガーが絶品で、今の所みいちゃんの人生最高のハンバーガーに!!ママもそれぞれからちょっとずつ分けてもらう。

Bridges at Granville Island
美味しいハンバーガーにご満悦

その後6年前にみいちゃんもはるっちも楽しんだ思い出の公園を通って隣接するウォーターパークへ。ここは前回気温が低すぎて参戦を見送った水遊びができる公園。地面に開いた穴やアーチ型になっているパイプなどからお水が飛び出す仕様で、地元の子供達もたくさん水着姿で遊んでいる。はるっちもお洋服のまま参戦(事前に知ってたから着替え持参)。今回は前回と違って暑い!!まさに水遊び日和。1時間ほど遊ぶ。さすがにその年頃の子は誰も遊んでいなかったのでみいちゃんは今回はママと見学してました。。。

Granville Island Waterpark
昨日Rootsで買ったお揃いの服を着た姉弟

その後マーケットを見学。はるっちが遊んでいる間に日陰でたっぷり休んだせいかママもすっかり回復。その後、前回も楽しんだキッズマーケットのおもちゃ屋さんではやっぱり今回も見本として出ていたたくさんのおもちゃで遊んだけれど、コロナ禍のせいなのか遊びのフロア自体はちょっとスケールダウンしてたかも。。。そして食料品のコーナーでチョコレートやメープルシロップ、たくさんのベリー類などを見学してちょっとお土産も買ったりしてからグランビルアイランドを後に。。。

Market at Granville Island

来た時と同じようにフェリー+徒歩でホテルへ。帰りのフェリーも乗り場で並んだけれど、帰りは全員道を覚えているし、日差しのピークも過ぎているから楽勝で、1時間後にはホテル最寄りのスーパーIGAでお買い物。このスーパーは前回も何回か来たところ。規模が小さめだけど便利。夕食はホテル内のレストランMosaic Grille & Barで。ママのシーザーサラダ(添えてあった半生のサーモンがもう絶品!!)、みいちゃんのポキ丼、はるっちのマルゲリータピザはとても美味だったのだけど、パパが軽いものがいいなーと頼んだナチョスは、なんで前菜じゃなくてメインメニューなんだろうという疑問が、出てきた瞬間に解消される特大の一品で、食べても食べても減らなかった。。。しかも。。。私たちから見える別のテーブルでも同じ痛恨のミスをしている男性が!!ナチョスって1人でこんなに食べるものだったのかな??

Supper at Mosaic
昨日Rootsで買ったお揃いのパーカーを着た姉弟

まだまだコロナ禍ど真ん中の日本からやってきた私たち、マスク非着用の店員さんが、運んできた料理を置く際に剥き出しの食べ物の前でEnjoy〜♪というだけでちょっとビビるのでした😅

3日目
朝みいちゃんとはるっちが起きだす前に、と言っても9時半過ぎだけど💦、パパとママは徒歩5分ほどのところにある49th Cafe & Luckey’s Doughnutsに朝食の買い出しへ。オフィスビルの1階に入っているテラス席もある、開放的なお店。結構並びました。

49th Cafe & Luckey's Doughnuts
この時店内のスタッフは全員マスク着用だった

10時過ぎに起き出したみいちゃん、はるっちも一緒にドーナツやスコーンで朝ごはん。流石に評判のお店だけあって美味しい。今日は帰国に備えてPCR検査を受けに行く日。昨日の夜検索して見つけたIridia Medicalという診療所で、Rapid NAAT NEAR Molecular Test for Japanという日本政府の入国要件を満たしたPCR検査を実施してその場で陰性証明書を発行してくれる。1人208.95ドル!高い!!東京では無料だったのに。診療所があるキツラノKitsilanoまではホテルから程近いグランビル通りのPacific Centre Mall前にあるバス停から4番バスで行ってみることに。バスはそれほど混んでいなかったので全員着席できたし、基本的にはほぼまっすぐだから、「右に曲がったら様子を見て降りる」という作戦だけで無事キツラノエリアに到着できた。前回訪問の時から名前だけは聞いたことがあったこのエリア初訪問。ストリートにはオシャレなショップが並んでる。。。強烈な陽射しでとても暑い。。キツラノに到着した時点ですでに午後1時。2時40分からの検査の前にランチをと目論んでいるからゆっくりみている暇はなく。。。結局オーガニックスーパーWhole Foods Market でイートイン。

Kitsilano
左:バスに乗る 中:キツラノのメインストリート 右:イートインスペース

お手洗いもここで済ませていざクリニックへ。徒歩で10分くらいなはずだけど、土地勘がない上、とても暑いので体感ではもっとかかった感じ。住所が該当する雑居ビルについてからもほんとにここ??という感じ。1人ずつ細かく時間指定されていることもあり、到着してみると私たち以外には誰もいなかった。とても清潔でシンプルな受付兼待合室には1人掛けの藤の椅子が4脚配置されていて、そこに座って書類を記入し、パスポートと一緒に提出後、1人ずつ検査室に呼ばれるのを待つ。検査は機械が2つしかないということで2人ずつ。まずはるっち、パパが呼ばれ、検体を取る。やはり軽く綿棒を鼻、口に這わせる程度で東京の場合のようにグリグリとこれでもかとこそぎ取ることはなかった。検査結果が出るまで15分ほど待ち時間があり、陰性だったと教えてくれた上で、書類の作成をするから待つようにと言われる。その後、ママとみいちゃんの番が来て、結果を待っている間に現地エージェントの方と一時帰国をしようとしてる留学生の方といった風情の日本の方がやって来た。その間にもみいちゃんとママの検査結果が出たようだったのに、受付担当者は無言で書類作成開始。あれ?なんで結果を教えてくれないんだろう。。。後で振り返ると、待合室に私たち以外にも人がいたので、敢えて伝えることはしなかったのかな、と思うけど。この時間が1番緊張したー😱。一番最後に全員分の書類が手渡され、そこにしっかりとNEGATIVEと印字されていました。

PCR at IRIDIA
結果待ち中、なぜか自信満々のはるっち

建物を出ると。。。これで発症しない限り予定通りに日本に帰れると、心から安心した私たちはついにマスクを外す。。。開放的!!ここからこのエリアにあるキツラノビーチKitsilano Beach Parkを目指すパパとはるっちとホテルに帰って昨日検索しておいたホテルから徒歩圏のコインランドリーLaundry Valetを目指すママとみいちゃんに別れることに。バンクーバーは東京並みの治安の良さを肌で感じることができるので、別行動も全然問題なし。ママとみいちゃんはちょっと迷いつつも来る時と同じバスでホテルへ戻る。ホテルで洗濯物をピックアップした後、いざコインランドリーへ。洗濯物を持って徒歩で向かいます。前回来た時に泊まったホテルSheraton Vancouver Wall Centreから2ブロック程北西にあるネルソン公園Nelson Parkからほんの数ブロック行ったところにある。1キロ弱くらいかな。公園を過ぎたあたりからちょっと雰囲気が変わって、たとえば道路の舗装がボコボコだったりなど、全体的になんとなくメンテナンスが行き届いてない感じになりちょっとびびる私たちでしたが、諦めようかとちょっと思ったその時、明らかにランドリーの匂いがしたので、ここだ!と確信。ランドリーには女性客が何人かいて、というかむしろお客さんはその方々だけという感じで全然危険な感じはしなかった。受付の女性に使い方を確認し、そこで、マシーンに投入するためのコイン分だけ両替してもらい、1回分の洗剤を購入。その女性はとても親切な方で、その会話の中であ、そういえば洗剤のことをdetergentっていうんだったと自然に気付かせてもらえるようなそんな接客でした。

Laundry
コインランドリーはこの裏手にある

とりあえず洗濯物を洗濯機にセットしたら洗濯機が回っている30分ほどの間を近所で潰して待つことにする。。来る時に見つけたコンビニに行ってアイスを買ったり。。。洗濯物を乾燥機に移したら今度は昨日グランビルアイランドの帰りに見つけたショップOld Navyへ。2017年1月に日本から撤退してしまったこのショップ、可愛くて安いうえ、日本にないから人と被らず、みいちゃんのお気に入り。このお店があるグランビル通りまではほぼまっすぐ5ブロック程。コインランドリーの閉店時間まであと1時間しかない!!という状況だったから弾丸ショッピングで、ほぼ閉店時間の午後7時にギリギリ洗濯物をピックアップ。一方のはるっちとパパは。。。ビーチまで行ったものの、地元民用です!!っていう感じで、更衣室やシャワーといった設備が見当たらなかったことでガクッとテンションが下がってしまったはるっち、結局ビーチは見学しただけで撤退。。。

Kitsilano Beach
キツラノビーチ

ホテルで合流した私たち、疲れたから夕食は近くにしようとパパが探してくれたレストランJOEY Bentall Oneへ徒歩で。それぞれ注文したものはとても美味しかったけれど、はるっちが注文したパスタは多分若干唐辛子が入っていたようではるっちには少し辛かったみたい。でも、なぜだかそんなことで機嫌を損ねてはいけないと思ったらしく頑張ってそれを食べたり、ママのローストビーフサンドとその付け合わせのフライドポテトやみいちゃんのエビのラビオリなどをもらったりしてお腹を満たす。はるっち成長してました。レストランを出ると9時過ぎだというのにまだ明るい。そして、レストランの前に、音が鳴る階段を発見。歩くとその場所に応じて音階が鳴るのでちょっとしたメロディーを奏でることも可能。はるっちもみいちゃんも大いに楽しむ。ちょっとした食後の腹ごなし。

Supper at JOEY

4日目
朝ごはんはBel Cafeでパパがマフィンやパウンドケーキとコーヒーなどを調達して来てくれました。

Bel Cafe

朝ごはんが終わったらはるっちは学校の先生に暑中見舞いの葉書を書いて。。。昨日、持参した先生方の住所ラベルを貼るためにホテル横のThe Royal Centre内の文具店で500円もするスティックのりを買ったし。。。完了したら葉書を持って出発。まずはすぐ近くの郵便局へ。今日は電車が大好きなはるっちのためにバンクーバーで電車を見よう!の日。ここバンクーバーではスカイトレイン以外にも郊外へ向かう電車や長距離列車があるものの、郊外への電車ウエストコーストエクスプレスWest Coast Expressは基本的にウィークデイの朝市内へ来る便と夕方郊外へ帰る便しかなく、市内に泊まっている私たちが乗るにはちょっとハードルが高い。。。一方の長距離列車は大陸横断のVIA鉄道、カナディアンロッキーまでの路線を持つロッキー・マウンテニア鉄道Rocky Mountaineer Railwaysか、アメリカとの国境を越えるAmtrakしかなく、こちらもまた短期滞在者の私たちにはハードルが。。。東京で思うようなちょっと一駅だけ乗ってみようということができない。そこで、乗ろう!ではなく見よう!という訳でまずは長距離列車が発着するパシフィック・セントラル・ステーションPacific Central Stationへ。スカイトレインエキスポラインで最寄りのMain Street-Science World駅に行くと。。。これまで私たちがいた辺りとはちょっと街の雰囲気が違うような。。。なんだか建物が新しいのか、重厚感がなくて。。車はいっぱい通っていたけど人通りは少ないというのもちょっと違ったかも。お目当ての鉄道駅はスカイトレインの駅から徒歩ですぐ。駅前の芝生の広場には大きな鳥カナダガンがたくさん。立派な駅舎。駅構内は自由に出入りできるけれど、ホームへは旅客しか行くことができず、しかも壁とドアがあるから電車が見えない!!隣接するバスディーポから金網越しにかろうじて電車を見ることは出来たけど、そんなことをしようとした人が今までいなかったのか、バスディーポの職員たちから何しに来たんだこの人達はって視線を浴びる。。。って感じですぐに退散。駅舎に戻る。駅自体はそんなに大きくはないけれど天井が高くて、なんだか昔の映画の中に出てくる外国の駅って感じでした。。。カナダでは飛行機や長距離列車ではコロナ対策としてマスク着用義務があるのですが、空港と同じく駅構内もどうやら同じ決まりがあるようでした。空港とちがって入り口などにマスクをするようにとの掲示はなく、列車の本数が少ないから閑散としていたせいか着用率100%というほどでもなかったけれど、昨日PCRをクリアして開放感いっぱいでマスクをしていなかった私たち、通りがかりのインド人風マダムにマスクして!と注意を受け気づく。

Pacific Central Station
それほど大きい!という感じではないけど立派!!

一通り見学が終わったら次はもう一つの鉄道ウエストコーストエクスプレスの駅へ移動。さっき降りたスカイトレインの駅から元来た方向に戻るエキスポラインで終点Waterfrontへ。この時点で午後1時半だったからとりあえずランチをということで、特に当てがあった訳ではないけれどレストランがありそうなカナダ・プレースCanada Placeへ。途中パンパシフィックバンクーバーホテルThe Pan Pacific Vancouverでは何か大きな会議が開催されているようで目立つ看板が出ていたけれど、なんとそれにはパパの会社の関係者が出席している可能性があると。。。足早に通り過ぎる💦カナダ・プレースにはディズニーワンダーが運行しているクルーズ船Disney Wonder Nassouが停泊していてちょうど出港の準備をしていた。。船はかなり大きくてあちこちディズニーキャラが。。。もう2時になろうとしているというのにその船が気になりついつい足を止めて見入ってしまう。船の方も時々何だかちょっとディズニーランドのパレード前のようなアナウンスをしたり音楽を流したり思わせぶり。。。

Disney Wonder Nassau
ディズニーのキャラクターが色々なところに。。。

結局ランチはカナダプレース先端にあるMahony’s Tavernというパブのようなところへ。レモネード、ハンバーガーなどを食べお腹が落ち着いたらまたまた目の前に広がるバラード入江の船を眺める。何機も水上飛行機が離着陸していてそれを眺めているだけでも楽しい。陽射しは強いものの海風もあり苦にならない。

Mahony's Tavern
いつまでも外にいられる気持ちのいい気候

途中レストランの隣にあるお土産屋さんにも寄ってみる。ここでも日本人の店員さんが。観光客としての日本人はほとんど見掛けなかったけれど、店員さんはバンクーバー滞在中本当にたくさん遭遇しました。いつまでもバラード入江を眺めていられる感じだったけど、3時半になったので電車を観に行く。とりあえずスカイトレインのWaterfront駅へ。駅の入り口の周りにある広場がちょうど鉄道駅の2階にあるシーバスの駅との通路の真向かいで大体同じ高さくらいにあり、その下のちょっとした車両基地のようなところを見下ろせるようになっていた。運行時間外だから客車に動きはなかったけれど、ウエスト・コースト・エクスプレスの終着駅であるWaterfront駅からノロノロと直進してくる貨物列車を見学することができました。ここは陽射しがきつく、とても暑かったけど電車の写真をたくさん撮ってはるっちご満悦。

Water Front Station
左下:ここで電車見学

30分ほど堪能したら、この駅からスカイトレインのエクスポ・ラインでGranville駅へ行き、パシフィックセンターPacific Centre Mallへ。旅の記念に、普段は雰囲気も価格もカジュアル専門な私たちにしては頑張って、カナダブランドCanada Gooseのショップへ。パパもママもここのダウンを持ってるけど買い替えの予定はないので、今回は子供達用ということで。。。ショップは。。うーん、都内の路面店の方が大きいかも。。。だったけど、気を取り直して子供用は?と聞いたら、びっくりするくらい柔らかくて、シンプルだけど可愛いダウンジャケットが!!Canada Gooseと聞いて思い浮かべるゴツさのようなものが全くない感じ。ものの良し悪しなんてわからない、Canada Gooseってなんだ?って感じのはるっちが一度羽織ってみたら。。。これ絶対欲しい!!と。日本で同じものを見たことがないのでざっくりした感覚ですが、全体的に価格は日本で買うのとそう変わらなかったのではないかと。ところで、ここでも日本人の店員さんが担当に。ここはそれまでのお店と違ってアルバイトではなさそうだったけど。。。ちょっと圧があるタイプ。。。このダウンははるっちの学校の校則に引っかからないかなって言ってたら、大丈夫ですよ〜、日本の方はみんな保守的すぎます〜と。気の持ちようでは校則を乗り越えられないけど。。。💦で。。。みいちゃんは。。。退散💦それでも大きな荷物を持つことになったので一旦ホテルに帰ることに。治安もいいし、ホテルまで数ブロックなので大きな袋を持って歩いていても大丈夫。ただし、、滞在期間中ずっとホテルからすぐの路上にホームレスの方が寝ていたけれど。。。夕食は。。。パパが6年前美味しかったお寿司やさんは実はここだったんじゃないか。。。と言い出し、前回行ったお寿司屋さんだと皆が思っていたのと同じエリアの別のお寿司屋さんへ徒歩で。しかし。。。まず。。。店員さんが明らかに日本人ではないアジア人であれ?ってなって。。。とりあえず店内で食べて帰ってきたけれどお店はあまり人が入っているとは言えない感じだったし、とにかく接客がぶっきらぼうだし、スムーズでなく、味も普通で。。。なんか違う感いっぱいで帰っていく私たちでした。。。帰り道にちょっとおしゃれなスーパーマーケットUrban Fareに寄り道してお土産を補充。

Urban Fare
意外とカナダ産じゃなかったり。。。

5日目
朝食はパパとママが、前回訪問時には全員でイートインしたベーカリーBrekaで調達してお部屋で食べる。

Break

相変わらず10時ごろという遅い朝食の後、はるっちとパパはプールへ。午後1時ごろやっとホテルを出発。今日はちょっと郊外RichmondにあるアウトレットMcArthurGlen Designer Outletへ。6年前と合わせて街中の目ぼしいところは大体回ったし、郊外にでも。。。と思ったけれど、乗り物酔いのある子供達プラス高所恐怖症のみいちゃんを抱える私たちはあっさりと今はレンタカーまたはバスでしか行けないウィスラーWhistlerやどう考えても高所にあるキャピラノ吊り橋Capilano Suspension Bridgeなどの有名観光地を選択肢から外しちゃったもので。。
カナダ・ラインで空港近く、Templeton駅へ。駅を出るとすぐにアウトレットの駐車場があって迷いようがない感じ。しかもここで降りる乗客の皆さんは大体みんなこのアウトレットに向かっている感じ。ここは約80店舗も入っているそうですが、朝が遅いとはいえ流石に2時過ぎだから皆んな腹ペコ。とりあえず何か食べようとスターバックスへ。席数が少ないこともあり、結構並ぶ。。。。食後、いろいろなお店を見て回る。と言っても特別に買いたい物があったりどうしても行きたいショップがあるわけでもないのでプラプラと気の向くままにといった感じ。ここは空港が近いのですごく低い位置を飛行機が飛んでいくのではるっちは楽しいみたい。そして地面からお水がピュッて噴き出す仕組みのあるところがあって、もちろんはるっちはお楽しみ。他の家族が買い物している間にしっかりお洋服を濡らしてました。。。

McArthurGlen Designer Outlet

そんなにたくさん買い物をしたわけではないけれどなんだかんだで7時ごろまで5時間も滞在!!スカイトレインでホテル付近まで戻ったら昨日のリベンジ、今度こそ正しい懐かしのお寿司屋さんへってことでSizenyaへ。やはりここが正解だったのでは、と全員の意見が一致。当時3歳だったはるっちは戦力外でしたが。

Shizenya

で、この後この旅行中夜スーパーに買い出しに行った時に並んでいるのを見かけて気になっているカフェがあるとパパが言い出し、Thierry Chocolatesへ寄ってみることに。ここのスイーツはとにかく絶品!!バンクーバーでっていうよりほんとに人生で1、2を争うおいしさだったから初日に知っていたら毎日通っていたかも。

Thierry Chocolates

6日目
パパとママは再び徒歩5分ほどのところにある49th Cafe & Luckey’s Doughnutsに朝食の買い出しへ。今日は帰国の日で10時前にはチェックアウトしなければいけないので流石に今日だけは8時前にやってきた。前回来た時と明らかに変わったのは、今朝は従業員の方でマスクをつけている方が1人もいなかったこと。前回はお客さんはマスクは自由という感じだったけど従業員は義務付けられているのかなって思うくらい全員がマスク着用だったのに。バンクーバーでここまでマスク着用が徹底されているところって空港以外にはなかった感じだから印象に残ってました。何か規則が変わったのかも。買ってきたベーカリー、ドーナツを昨夜スーパーで買っておいたベリー類と一緒に朝ごはん。ご飯を食べたらすぐに支度して出発。ママはなんだかまたまた若干具合悪くなっちゃったけど出発時間は変えられないから容赦無く出発。

Vancouver town
バンクーバーに別れのご挨拶!

スカイトレインのYVR-Airport駅から空港に入るところで全員マスク着用!!ここでチェックインは無事できたけど日本帰国に備えてアプリMySOSをダウンロードしておかなくてはいけないことに気づく。これに意外と手こずり、かなりの時間が消費されてしまう。。ようやく出国してゲートに着いた頃にはもう搭乗時間ギリギリでお土産を買ってお手洗いに行くが終わるか微妙に。しかも搭乗ゲートが全てのショップから遠いという。。。みいちゃんとママは大急ぎでお手洗い→最寄りのお土産屋さんでチョコレートなどを買い込んできたものの、念の為機内に持ち込んでおきたいペットボトルのお水などが見当たらず、断念。したものの。。。最後にパパファインプレーで遠くのお土産屋さんからお水と共にはるっちが欲しがっていた飛行機セットまで買って帰ってきた!!というわけで一般の搭乗時間に名前を呼ばれることなどなく滑り込みセーフで搭乗し、午後1時15分発AC003便で帰国の途に。到着した成田空港ではしっかりとノートPCを挟んで係員に問診されたりした後それを示す青い用紙を手渡され、バンクーバーの空港での登録はなんだったのかとちょっとずっこけたものの無事入国できました。外国パスポートの方用のゲートがあまり開いていなかったようで、日本のパスポート用ゲートは全く並ぶことなく通過できるのに、そっちは長蛇の列。ちょっと顔が濃いめのパパだけは日本人の係官に外国の方はあちらと誘導され怒ってましたが笑。。。それくらい日本人の観光目的風の人は少なく、大半が里帰り風だったので多分我が家にも1人は外国人が、と思われたのかと。。。

久しぶりの海外旅行、行くまではそんなに自覚していなかったけど、行ってみたらすごい開放感があって、やっぱりコロナ禍で緊張してたんだな、と発見。東京でももう家を出るな、なんて圧は感じていなかったけど。
ところで我が家のジンクス破れたり。。。カナダ詣で虚しくみいちゃん受験失敗!!

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