歳の差姉弟旅第5弾 ちょこっとバンクーバー

~基本情報~
<行き先> カナダ / バンクーバー
<日程> 2016年8月25日~29日(3泊5日)
<飛行機> 全日空 直行便
<ホテル> Sheraton Vancouver wall centre
<予算> JTB旅行代金 約60万円

2016年、6年生のみいちゃんはSAPIXに通って、来たる2月の中学受験に備えて勉強三昧(だったかな?)。当然夏休みも夏期講習が詰まっていて旅行の日程を絞り出すのも大変!という状況。でも、我が家は旅行を諦めなかった!!実はその昔ママの妹と弟はそれぞれ理由は別ですが大学受験の前年夏にバンクーバーに行き、見事翌年の入試では第一志望に合格しました。2人連続の快挙に我が家では前年夏にバンクーバーに行けば受験を突破できるというジンクスが生まれました!!というわけで塾の夏期講習と秋の通常授業の間のほんの少しのお休み期間、2016年8月25日~29日までの3泊5日でバンクーバーに行ってきました。結局台風で塾の授業日程がずれてしまい、塾を1日さぼることになってしまったものの💦翌年みいちゃん見事第一志望に合格!ジンクスはまだ破られてません!!
今回は1都市しか行かないことと、12歳以下半額商品があるということで旅行会社(JTB)のパッケージを選択。子供半額キャンペーンを利用すると個人で航空券とホテルを手配するより安くなる(行き先によってはならないので注意)ことに加えて、パッケージなので現地の空港からホテルまでの移動の面倒もみてもらえるのでお気楽だし、直前キャンセルでも戻ってくるお金が大きい(航空券だと発券後キャンセル不可も多い)ことも特に小さい子がいる場合には安心ポイント。今回は現地ツアーは一切つかないものだったので送迎を除けば個人旅行と同じで、煩わしさはゼロでした。

1日目
夕方家を出て羽田空港へ。夜9:55分発NH116便でバンクーバーに向かいます。約9時間後バンクーバーに到着。入国審査をすませ、荷物をピックアップして出口に向かうとJTBの方が待っていてくれました。さすがツアー!!他に何組か の旅行客と合流後JTBのミニバンでバンクーバー市内へ。それぞれのホテルに順番に寄っていくシステムで、私たちは2番目のホテルSheraton Vancouver Wall Centreで下車。JTBの方がチェックインのお手伝いまでしてくれましたが、そこから先は帰りに迎えに来てもらうまで一切のヘルプなし、自分たちだけで過ごします。お部屋に荷物を置いたら早速街へ。ホテルから数ブロック歩くとロブソン通りに着くのですが、そこはバンクーバー1の繫華街。街の雰囲気を味わいつつ色々なお店に立ち寄りお買い物も。

Vancouver town
左:ロブソン通り 右:ホテルの前の道

私たちが特に気に入ったのはカナダのカジュアルブランドルーツ(Roots)。みんなでパーカーやスエットをお買い上げ。子供専門ルーツキッズ(Roots Kids)も同じ通りにある!のではるっちのものはこちらでゲット。この辺りで早めの夜ご飯を食べてからホテルに戻ることにして、ガイドブックにパリパリのピザが美味と書いてあったチン・チン(CinCin)へ。パリパリピザの気分で入ったのに何故かメニューが変わっていて、ピザにはありつけず。またレストランを探し回る気力もなくここでパスタなどを食べたのですが、ちょっと大人っぽい雰囲気のお店だったけど子供達も大満足。食後は徒歩でホテルへ。治安もよさそうで大丈夫な予感がしたのでママだけ一人でホテルのほど近くにあるスーパーに寄り、水などの買い出しを。さあ、ここからぐっすり寝て時差解消だ!!。。。のはずだったのですが、深夜2時過ぎ、はるっち早くも起床。時差を解消したいパパ、ママはうっかりはるっちがまだ3歳だっていうのに「まだ早すぎるから寝てなさーい」と。はるっち号泣!!「東京のお家に帰りたーーーい😭」そうでした。。。思い返せばみいちゃんが小さい頃の旅行では、日本時間で生きるみいちゃんに合わせて超早寝早起き+たっぷりのお昼寝をしていたのでした。みいちゃんの成長と共にすっかり忘れてた!!今回そのみいちゃんが大活躍!絶賛時差ボケ中のみいちゃんは、もう目覚めてしまったはるっちとたっぷり夜が明けるまで遊んでくれました💕

2日目
そんなわけで超早起きだった私たち。そのまま朝8時前にはホテル近くのイートインできるパン屋さんBreka Bakery & Cafeで朝食を。朝からガッツリ食べる。

Breakfast at  Breka Bakery and Cafe
パニーニ、マフィンから甘い系まで

一度ホテルに帰って身支度したら、タクシーでバンクーバー水族館(Vancouver Aquarium)へ。

Vancouver Aquarium
結構にぎわってました

この水族館、子供を喜ばせる仕掛けがたくさんある。水槽下がちょうど頭が入るサイズに丸くくりぬかれている顔出し窓のようなものが随所にあって、そこから顔をだして水槽を覗けるしくみ。はるっちもやってみたーい!でもそこそこ混み合っていて、入っていけない!!結局みいちゃんのヘルプで2人そろって顔出し出来た!

a fish tank
ハロー!

もうひとつ、みいちゃんとはるっちが喜んだのが、Canaccord Financial Explorationというコーナーで、ここでは水族館の取り組んでいる研究や保全活動プロジェクトの紹介をしています。といっても彼らを魅了したのは研究内容ではなく、そこに展示されていた実際に乗ってみることが出来るボートのオブジェやヒトデがたくさんいる水槽下の子供向けかしらと思うような小さなトンネルだったんですが。。。

Children in Aquarium
ここ、3歳児も11歳児も楽しんだ!!

この後いったん外に出てちょうど始まろうとしていたベルーガのショーを観賞。そして、この水族館の目玉となっているラッコたちのところへ。ラッコたちは飼育員さんに餌をもらったりしていてもちろん可愛かった。しかし、ラッコよりもっと印象に残ったのは同じく外にいたアシカが一斉に同じ方をむいて鳴いていたこと。すごーい迫力!!

Aquarium Outside
左:ベルーガはショーは客席に座って。。右:アシカの大合唱

室内に戻ると、大水槽の前ではるっちにお友達出現!!地元の子なのか両親と赤ちゃんと来ていたはるっちと同い年くらいと思われる少年がはるっちと遊びたそうに寄ってきて周りを走ってみたり。。。はるっちは関心ありませんとばかりポーカーフェースを保ってましたが。子供は遠慮なく興味を示すから面白い!さらに、子供を喜ばせる仕掛けが。エイを触れるプールなのですが、これ、大人の腰くらいの高さまで壁なので、大人が抱っこしてあげないとエイを見ることも触ることもできないのです。水族館の後は併設のショップへ。こういうところに意外と街のお土産屋さんより可愛いグッズがあったりするから寄らなくっちゃ。パパははるっちとお揃いでsharkのTシャツを。Lunchは水族館内のカフェテリアで。あのはるっちと遊びたがっていた少年もランチを食べてました(笑)

Ray Tank and Cafeteria
ランチはファストフード系

その後この水族館のあるスタンレーパーク(Stanley Park)を散策。30分程歩きトーテムポール・パーク(Totem Poles Park)に行き、かの有名なトーテムポールと記念撮影。カナダに来たら。。。のお約束を果たし、すっかりご満悦。

Totem Pole
これ、テンション上がります

しかし。。。ここからホテルへ戻るのには一苦労。バスやタクシーに乗るためにはパーク入口の観光案内所に行かなければということはわかったんだけど、そこまでが本当に遠い。気候は爽やかで天気は良く海辺の道を海向こうにダウンタウンを見ながら。。。とはいえあっているのかもわからない道を3歳児まで連れてひたすら行くのはかなりの気力が必要。園内にシャトルバスのようなものが走っているようで時々見かけるもののどこからどうやって乗車するのかが分からない。。。結局30分程歩いた後シャトルバス乗車に成功。。。

Stanley Park
左:ダウンタウン見えてます。 右:やっとシャトルバスに

パーク入口からタクシーでなんとかホテルに帰ると。。。あらら。はるっちもみいちゃんも寝ちゃった。。。なるほど、日本時間では午後7時過ぎ、今朝は二人とも超早起きだったしね。ここからはお昼寝タイム。3時間ほどして目を覚ますもみんな疲れていてもう出かける気力なし。結局夕飯は、パパがネット検索で見つけた、ホテルからほんの数ブロックの距離にある和食屋さん(Shizenya)からテイクアウト。このお寿司が信じられないくらい美味しくてみんなでびっくり。バンクーバーのお寿司が美味しいのは有名だけど、適当に買ってきた近所のお寿司がこのレベルとは!!このお寿司をリピートしたことはみんな覚えているのだけど、どのタイミングったのかが思い出せない!!1回目はみんなで買いに行き、2回目はパパだけが行ったというのも覚えているんだけど。。。まさかの当日お替りだったのかも💦

Shizenya
こんなに美味しくていいの?

3日目
今日も早起き!朝食は朝7時ごろホテル1階のスターバックスコーヒーで。ここにはロリポップキャンディー型のチョコレートケーキがあってみいちゃんとはるっちが一口目から気に入った!目の前に救急車両の待機場所があって救急車が出動ずる様子を興味津々で見ながらの朝ごはんでした!!ホテルから15分程歩いて小型の船、アクアバス乗り場へ。アクアバスの乗船時間はたったの3分。すぐそこにあるグランビルアイランド(Granville Island)へ。

Aquabus
この短髪、短パンの女性が係員

ここは市場、ショップ、レストランや公園などが集まった人口の島。子連れにお勧めのスポット。まずはパブリックマーケット(Public Market)で地元の様々な食材が並ぶ中、私たちはお土産用のメープルシロップを。いろいろな種類があり、メープルスプレッドとか使い方もわからないようなものまで、試食させてもらうときな粉風のお味でいける!気がしてうっかり購入(結局いつまでも冷蔵庫にいた💦💦)したりもしたけど、いろいろな種類のメープルシロップを自宅用の他にお土産用にも。チョコレート屋さんなどもあったからお土産には無関心なはるっちも一応機嫌よく市場を視察。次に行ったキッズマーケット(kids Market)にはおもちゃ、絵本、お洋服など子どものものばかりを売っているショップがたくさん。見本で出ているおもちゃは自由に触れるようになっていたのではるっちはもう夢中。パパと一緒にプラレール木製版?で電車を走らせたり、ミニカーや手品グッズのような不思議な小物などを手に取ってみたり楽しんでいました。一方のみいちゃんはリップバームを作るキットとかタトゥーシールなどを真剣に選ぶ。さらに建物内に複数階にまたがる感じのプレイスペースもあり、張り巡らされているネットを上って行ったりとこちらも楽しそうでした。

Market at Granville Island
室内で暖かい

でも、多分二人が一番楽しんだのは外にあるブランコ、滑り台などの遊具があるいわゆる普通の公園。子供あるある、実は普通の場所が一番楽しい!!それぞれの遊具が若干東京で見かけるものよりお洒落な感じで、二人して最高の笑顔で楽しんでいました。実は時々海外で見かける水が上のバケツから降ってくるタイプの水遊び系もあったのですが、それにはちょっと寒すぎた!この日の私たちは半袖では寒いからパーカー程度とはいえ上着を着ていたほど。さすがに諦めた。。。

playground at Granville Island
子供達はやっぱり公園大好き!

ランチはその公園からすぐのレストランブリッジズ(Bridges)のテラスにて。陽射しが温かく爽やかな気候でとても気持ちがよかった!!でも、食事が運ばれてくるのを待っている間にちょっとした事件が!隣の席に鳥さんの落とし物が降ってきた!!これを見たみいちゃんはるっちはもう笑いが止まらない!!外だし開放的だし思いっきりゲラゲラ笑ってました。

lunch at Bridges
満席の人気店でした

食後はまたアクアバスで元の発着場に戻り、そこからスカイトレイン、カナダライン(Canada Line)に乗って、バンクーバー発祥の地といわれるギャスタウン(Gastown)を目指すことに。アクアラインを降りた場所からの最寄り駅はイエールタウンと呼ばれるエリアにあるイエールタウンラウンドハウス(Yaletown Roundhouse)駅。そこまで徒歩でむかったのですが。。。思いの他遠かった。さすがスタイリッシュなトレンドエリアと言われるだけあってイエールタウンの辺りはとっても雰囲気も良くフォールスクリーク(False Creek)に面した芝生の広場では日光浴をしている人々も。何とか歩ききってようやく駅に着いたと思ったら、はるっちパパ抱っこで就寝。あー、せっかく電車大好きなはるっちなのに、電車を見る前に!!惜しかった!

Canada Line
ギリギリ寝ちゃった                            

まぁ、記憶には残らないが乗ったという事実は残るからいっかということで気を取り直して2区間乗ってウォーターフロント(Waterfront)駅へ。ギャスタウン到着。ここからあの有名な蒸気時計は徒歩5分程。パパは寝てしまったはるっちを抱っこしたままの移動で観光どころではない状態だったのですが、ここだけはしっかり見学。

Steam Clock
人気の観光スポット               

カウチン族の手編み製品専門店でしばし物色するもやっぱりものすごく高い!!でもやっぱり小さい子が被ったらかわいいんじゃないかということではるっちに帽子を購入。本人爆睡中だったけど。電車でロブソン通りの駅(Vancouver City Center)まで戻り、歩いてホテルに帰りました。はるっちは、ベッドでそのままおやすみなさい。。。⭐はるっちが目覚めたのは夜7時半も過ぎた頃。最後の夜ご飯はお寿司がいいかな、とホテルを出発。しかし、もう8時という遅い時間でパブとかバーのようなお店以外がなかなか見つからない。やっと見つけたお店はお寿司ではなく中華料理Hon’s Wun-Tun House (2019年閉店)。広くて清潔で、でもとても庶民的な雰囲気のお店で従業員の皆さんは中国系な感じでメニューや壁に貼ってあるお品書きも漢字だったりするのだけど、ローカルの方々もたくさん入ってました。ここの料理が案外美味しくて私たちは全員大満足。はるっちはまだ言葉が拙くて家族の会話になかなか入れないせいか、家族に嚙みついて家族の気を引くことに目覚めたらしく、ここでも思いっきりパパに噛みついてました。怪獣。。

Hon's WunTun House

4日目
今日は帰国の日。バンクーバーに秋が来た。というのは今朝から昨日までの比ではなく本当に寒くなった!!子供達はさっそくルーツで初日に購入した裏起毛の暖かいパーカーを着用。朝食はホテルのすぐ近くのカフェElysianにて。バンクーバーでは人々はフレンドリーな印象だったのだけど、ここでも素敵な出来事が。イートインするには席を決めたらレジで注文するのだけれど、みいちゃんとはるっちはそもそも英語で壁に書いてあるメニューを読めないし、メニュー名がわかってもどんなものなのかがピンとこない。レジで順番が来てママがメニューを見ながら二人に説明するには結構時間がかかる。そこで、次に並んでいる人たちに「私たちはちょっと不慣れで時間が掛かるから、お先にどうぞ」と申し出たら。。。「え?自分たちもまだ注文を決めてないからそんなに変わるとも思えないけど、でも、それで気が楽になるんだったら先に注文させてもらうよ~」だって。素敵な対応。お店の方もイライラするのでもなくニコニコとその様子を見ていて。。朝からとっても気分よくもりもり食べました。スコーンも、エッグベネディクトもカフェオレも美味しかった!

Breakfast at Elysian

食後はロブソン通り周辺でお買い物。お菓子とかTシャツといったお土産はもちろん、パパが初日ためらって買えなかったパーカーを買いにまたまたRootsに行ったり。。。現地で早速着ていた子供たちのものがとってもよかったのでやっぱり欲しくなっちゃったみたい。ユニクロやGAPなど日本でお馴染みのカジュアルウエアに比べると若干お値段が。。。お昼ごろパパがチェックアウトしてくれている隙にまたまたホテル1階のスタバにて例のロリポップキャンディー型チョコケーキを食べる子供達。東京では見たことなかったので食べ収めのつもりで。

Starbucks

その後JTBの方がお迎えに来てくれて空港へ。帰りは乗り合わせではなく私たちだけで、なぜかJTBの方の身の上話を聞きながらのドライブでした。16:40発NH115便で一路羽田へ。今回ははるっちがまだ小さいということもあって日々お昼寝タイムがあったりしたけれど、ホテルがすごく便利な場所にあったし治安もよかったから、お昼寝組を残してパパ、ママのどちらかが単独でちょっと買い出しに行ったりもできたし、それでも十分満喫できました。バンクーバーの方々のゆったり構えたおおらかな感じ、とっても印象に残ってます。

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