赤ちゃんを連れて飛行機に乗るのなら、バシネット(bassinet)、つまり、飛行機の座席前に設置してある赤ちゃん用の簡易ベッドがついている座席の利用をお勧めします。
赤ちゃんがそこで寝てくれれば一番ラッキーですが、寝てくれなくても荷物を置いたり、バシネットの分空間が広めになるので床も有効に使えたりします。でも何と言っても一番のメリットはバシネット席は機内の特定の位置(エコノミーの最前列)に集中するということ!!赤ちゃん連ればかりの列になる可能性が高く、赤ちゃん連れであるというプレッシャーからかな~り開放されるんです。特に、グアムやハワイなどの夜便で、搭乗客のほとんど全員が寝て過ごそうとしている場合の、赤ちゃんを泣かせたらいけないプレッシャーは半端ない!!ものですが、これらの目的地は赤ちゃん連れ率は結構高いのでバシネット列は全部赤ちゃん連れということも。赤ちゃん連れでいつ泣くか分からないのはお互い様なのでとにかく気持ちが楽になりますよ。
バシネット利用の注意点としては、
1.赤ちゃんの年齢や体重の制限があること(例えば、JALの場合2歳未満、10.5キロ未満)
2.事前に予約が必要なこと→座席数に制限あり
3.離着陸、シートベルト着用時には使用できないこと
4.1番前の席だから前の座席の下を荷物入れに使えないこと→壁にある小さい荷物ポケットは使えます。
5.前の座席の背にあるはずのテーブルやモニターなどがひじ掛けから出るタイプのものになること
などのデメリットや面倒な点があることです。しかしながら赤ちゃん連れで飛行機に乗るときに最も気が重くなる問題である他人の視線によるプレッシャーからの解放は驚くほどのメリットであると思います。ただし、日本発着便以外でほとんど日本人が乗っていない便ではそもそもそんなプレッシャーはないので(これは別の機会に書いてみたいと思ってます)、バシネットのメリットは一気に消失しますが。。。さらにプレッシャーがなくなることと親もぐっすり眠れることとは同じではありませんので、この点はご注意を!!
それでも